効果のある集客方法20選!集客効果を高める秘訣もご紹介
様々な集客方法から自社に合うものを選ぼう!
ビジネスをする上で集客は経営を左右する重要なポイントのひとつです。
しかし、重要なことはわかっていても、どのように集客すれば良いのか悩んでいる経営者は少なくありません。
そこで今回は、ビジネスにおいて効果的な集客方法をご紹介します。
どのような広告方法があるのかを知ることで、より効果的に集客につなげることが可能になります。集客に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
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効果的な集客方法20選
ビジネスにおいて集客は非常に重要です。ここでは、集客に効果的な方法をご紹介します。
ひとつの方法に絞るのではなく、複数の手法を組み合わせて効率良く行っていきましょう。
1.公式サイトの作成・運営
公式サイトを使った集客は、インターネットをよく利用する若い世代を中心に広告効果が見込めます。
賢く運用することができれば、広告費を抑えて、資料請求などの問い合わせが増加するといった効果が期待でき、売上げアップにつながります。
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- 検索で上位に表示されるようSEO対策をする
- サービスや商品の優れている点をアピールする
- 無料のホームページ作成ツールを使う
これらを意識して行うことで、効率的な集客が可能です。
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2.ECサイトの運用
ECサイトとは、ネットを通じて商品やサービスを提供するWebサイトのことをいい、自社サイト型とモール型の2種類があります。
自社サイト型は自分でECサイトを作成して運用する方法で、モール型は大手通販サイトなどにショップとして出店する方法です。
買い物をする際、ネットショップを活用する人は年々増加傾向にあります。
ECサイトを活用することで商圏を日本全国に拡大する効果があるほか、実店舗に比べて開業資金や固定費などの負担が少ないなどのメリットも多くあります。
3.ランディングページ(LP)の作成
ランディングページとは、バナーやWeb広告をクリックした際、最初に表示されるページのことです。
ランディングページを作成し、商品の特徴や競合との優位性をアピールすることで、購買意欲を掻き立てる効果が期待できます。
ランディングページは1商品に対して1ページが基本です。
縦に読み進める構成で商品やサービスの魅力を訴求し、購入へと促します。ホームページとは、コンテンツの充実度や構成が異なります。
4.プレスリリース配信
プレスリリースとは、企業が新聞社やテレビ局などの報道機関に向けて、情報を提供し、情報発信を依頼することです。
プレスリリースを活用すれば、広告費をかけずに多くのユーザーへ向けて情報発信を行うことができます。
他社のメディアに取り上げられるので、広告よりも信頼性が高いと判断されやすいです。
また、大手メディアに掲載されれば、認知度の大幅アップも期待できます。ただし、確実に掲載されるとは限りません。
5.リスティング広告
リスティング広告とは、検索連動型広告のことです。ユーザーが検索したキーワードに関連した広告を検索結果に表示します。
リスティング広告を活用すれば、購買意欲の高い顧客に直接商品やサービスを訴求できます。
リスティング広告において実際にかかる費用はクリック数などによって変動しますが、インターネット広告の中では手頃な価格で運用できます。
また、広告配信後はリアルタイムで成果を確認できるので、状況に応じて改善することも可能です。
6.MEO(マップ検索エンジン最適化)
MEOとは、ユーザーがGoogleマップで検索した際に上位表示させることです。
店舗型ビジネスの場合、MEOを活用することでお店の認知度アップや来店数の増加、予約率向上が期待できます。
近くのラーメン屋や美容室など、ローカル検索をした際に検索ページの上位に表示されれば、ユーザーの目に留まる可能性が高まり、集客効果が期待できるでしょう。
MEOは、Googleビジネスプロフィールに登録すれば誰でも無料で始められます。
7.SNS運用
SNSの運用によって、低コストで高い集客効果が期待できます。
TwitterやInstagram、Facebookなどは誰でも無料で利用できるので、費用をかけず自社の製品やサービスを宣伝することが可能です。
拡散性も高いので、話題になればより多くの目に留まり、自社の製品やサービスを周知できる可能性があります。
ただし、高い集客効果を発揮する一方で、広告内容によってはいわゆる炎上のようにマイナスの影響につながることもあるので、注意が必要です。
8.メルマガ配信
メルマガは、商品の特徴や魅力はもちろん、期間限定のお得なキャンペーンなどの告知を好きなタイミングで登録者に配信します。
メールアドレスを自ら登録したユーザーに対して配信するので、SNSなどの情報発信ツールに比べて成約率が高いといわれています。
メルマガ配信システムには、無料のものから有料で月額2,000円前後~1万円程度までと様々ですが、比較的低コストで利用することが可能です。
9.動画投稿
動画は文字や静止画に比べて圧倒的に情報量が多く、より正確な情報を伝えられる、ユーザーを惹きつけるといったメリットがあります。
商品や製品の魅力などをまとめた動画を投稿することで、集客を促し売上げアップが期待できます。
YouTubeなどの動画投稿サイトを利用すれば、コストをかけず宣伝することが可能です。
ただし、自社で動画を作成する場合、撮影・編集の手間がかかり、慣れるまでは時間や労力が必要になります。
10.オウンドメディア
オウンドメディアとは、企業のブログやメディアサイトなど、企業が持つ発信媒体をいいます。
元々は商品やサービスのカタログやパンフレットのことを指しましたが、最近はWeb媒体のものを示すようになってきています。
オウンドメディアは、目的や課題に合わせて集客できる点がメリットです。
ユーザーのニーズに合った情報発信をすれば、商品の魅力をアピールしつつ購買につながるでしょう。
11.口コミ・紹介
顧客からの口コミや紹介で新たな顧客を獲得することも、高い集客効果を見込める方法のひとつです。
紹介してくれた人には商品割引やポイント還元などのメリットを設けることで、新しい顧客獲得できる可能性があります。
商品割引やポイント還元の場合、その分の費用はかかりますが比較的低コストで集客することも可能です。
また、SNSで紹介してくれた人に対するプレゼントキャンペーンなども効果的です。
12.インフルエンサーを起用したマーケティング
インフルエンサーとは、SNSアカウントのフォロワー数が多く、影響力のある人物をいいます。
インフルエンサーに商品やサービスを紹介してもらうことで、フォロワーに広く周知させることが可能です。
また、普通に宣伝するより好きなインフルエンサーが発信した内容のほうが、ユーザーの目に留まりやすい、信用してもらいやすいといった効果も期待できます。
なお、インフルエンサーをマーケティングに起用する場合、ギャラ相場は1フォロワーあたり数円前後で計算することが多いです。
13.展示会・イベントの実施
展示会やイベントを実施することで、商品の購入やサービスの利用を促す効果が期待できます。
ただし、集客につなげるには、参加しやすい日程や会場を選んだり、参加したいと思われるようなコンテンツを準備したりすることが大切です。
イベントを開催する目的は、新規顧客の獲得や商品・サービスの認知度向上など様々ですが、何のために開催するかを考え、目的を明確に設定しましょう。
14.セミナー
セミナーは自社の商品やサービスに興味を持っている人が集まりやすいので、全く興味のない人に比べて売上げにつながりやすく、効果を実感しやすい点がメリットです。
また、対面型セミナーの場合、商品の魅力や特徴を直接アピールできたり、商品に直接触れることで体験してもらうことができます。
セミナーを通して顧客にとって有益な情報を提供できれば、自社への信頼につながるでしょう。
15.折込チラシ
新聞やフリーペーパーと一緒に配布する折込チラシは、普段インターネットを利用しない層にも効果的に商品やサービスをアプローチできます。
折込チラシはユーザーが広告を見てからアクションを起こすまでの時間が短く、効果を感じやすい点もメリットです。
また、折込チラシは配布するエリアも選択できるので、不要なコストをかけず効果的に集客が図れます。
16.ポスティング
ポスティングとは、ポストに直接チラシを投函する方法です。
商圏内の消費者に効果的にアプローチできるほか、折込チラシよりもコストが低く、新規顧客の獲得につながるといったメリットが期待できます。
自宅のポストは居住者が必ず確認するものです。そのため、投函したチラシは当日に見てもらえる可能性が高く、興味を惹くことができれば短期間でも効果が得られます。
17.ダイレクトメール
ダイレクトメールとは、郵便やメール便を使って商品の案内やカタログを送付する方法です。
個人・法人問わず、特定の顧客に効果的にアプローチできます。また、普段Web広告に興味のない層にも多くの情報を伝え、集客につなげることが可能です。
ただし、ダイレクトメールを送付するには送付先の情報が必要になります。
相手の情報を入手していなければ送れないので、連絡先もわからない人に対してのアプローチはできません。
18.ポスターの掲示
ポスターは、駅構内や電車・バス内、街中など人が集まる場所に貼ることで集客効果が見込める方法です。
幅広い層に商品やサービスをアピールできるほか、一度作って貼りつけてしまえば、期間限定などのキャンペーンでない限り、長期間の広告効果が期待できます。
ポスター制作を業者に依頼する場合、デザイン料や印刷料金がかかります。しかし、ある程度自分でやれば比較的低価格でポスターを作成することも可能です。
19.サンプリング配布
サンプリングとは、試供品やチラシを無料で配布する宣伝方法です。実際の商品を配布することで、商品の認知度を高める効果が期待できます。
また、配布する商品が食品や化粧品などの場合、実際に体験してもらい「美味しかった」「効果があった」と実感してもらえれば、商品の購買につながる可能性が高くなります。
無料で商品を配布するサンプリングは話題性があるほか、幅広い層に商品をアプローチできる点もメリットです。
20.新聞・雑誌広告
新聞や雑誌などの紙媒体への広告も、求める効果や目的によっては有効な集客方法のひとつです。
新聞広告は、新聞の紙面に広告を掲載します。新聞の講読層であるシニア世代へ効果的にアプローチできるほか、新聞広告は社会的な信頼が高い点もメリットといえるでしょう。
一方、雑誌の場合は種類によって読者層がある程度把握できるので、狙ったターゲット層に対して効率的にアピールできます。
21.テレビ・ラジオCM
テレビCMは、テレビ番組を見ている視聴者に、商品を効果的にアプローチできる方法です。
商品の認知度を向上させたり、ブランドイメージを確立したりするなどの効果が期待できます。
一方、ラジオにはいまだ根強いファンがおり、最近はラジオが聴けるアプリが普及しています。
さらに、耳からの情報は記憶に残りやすく購買につながりやすいことから、広告としての費用対効果が高いといわれています。
集客効果を高める秘訣
より高い集客効果を発揮したいなら、ターゲティングを詳細かつ明確に決めること、そして実行して終わりではなく、結果の測定と分析を繰り返すことが重要です。
以下では、それぞれの内容をより詳しく解説します。
ターゲティングは詳細かつ明確に
ターゲティングとは、マーケティング戦略を立てるために、まずターゲットとなる顧客層を決定することをいいます。
市場の顧客層は幅広く、すべての人に自社の商品やサービスをアプローチしたところで、効果的な集客は見込めません。
効率良くアプローチしたいなら商品の市場を分析し、どの市場を狙うか定めることが大切です。
そのためにはまずターゲットを決めます。ターゲットに合わせて価格やデザインを含め、詳細かつ明確な戦略を立てることが重要です。
結果を測定し分析・改善を繰り返す
集客方法は一度実施したから終わりというものではではなく、成果を徹底的に調査・分析することも重要です。
分析した結果を元に改善するサイクルを回すことが大切です。
改善策を実行した後は、さらに成果を分析し、改善を繰り返しましょう。何度も繰り返し行うことで自社に合った集客方法が見つかり、より高い集客効果が発揮できます。
まとめ
今回ご紹介したように、集客方法には様々な方法があります。
どれかひとつの方法に絞るのではなく、いくつかの方法を組み合わせて行うことで、効率よく集客することが可能です。
自社の商品・サービスに合った集客方法はどのようなものなのか、じっくり検討してみてください。
(編集:創業手帳編集部)
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