注目のスタートアップ

LTEゲートウェイや映像マネジメントソリューションなどを提供する「アムニモ」が「セキュア」と資本業務提携

company

アムニモ株式会社は、株式会社セキュアと業務提携に合意するとともに、同社を引受先とする第三者割当増資を実施することを発表しました。

アムニモは、産業用LTEゲートウェイや、ビデオマネジメントシステム(VMS)、IoTルーターなどを開発・提供しています。

アムニモの提供するLTEゲートウェイは高機能LTEゲートウェイであり、エッジコンピューティングに最適化されているほか、瞬停対策機能、複数SIMの高速切替、クラウド連携による自動初期設定・遠隔保守などの機能を有しています。4つのPoEポートに4台のカメラを同時に接続可能であり、ビデオソリューション(IoT監視カメラなど)において活用しやすくなっています。

また、屋外向けのゲートウェイは、屋内用の機能に加え、防水・防塵・直射日光・雷対策といった機能を有しています。

セキュアは、入退室管理システムや監視カメラシステムに、AI(画像認識)技術をかけ合わせたセキュリティソリューションを提供しています。

今回の提携により、技術的に設置が難しかった屋外の過酷な環境に対応した防犯・監視カメラソリューションの提供を目指します。

また、営業面での連携も進め、両社の製品・ソリューションをそれぞれの販路で提供することで売上の拡大を図ります。


AI技術の急速な発展により、さまざまな領域でイノベーションが生まれています。

AIを利用した画像解析技術は、カメラという一般的な機械で、多様なデータの取得・解析を行えることが特徴であり、さまざまなシーンで活用されています。

防犯・監視カメラは、単に犯罪やトラブルなどを記録・抑制するだけでなく、たとえば店舗内の顧客の属性・行動の解析などでも活用でき、今後さらに設置される場所が多くなっていくことが予測されています。

一方、防犯・監視カメラは屋外での需要も高いのですが、インフラ設備、発電所、化学プラントなど、過酷な環境も多く、これらの場所に対応した製品が少ないことが課題となっています。

アムニモはセキュアと提携を行い、こうした屋外向けの映像ソリューションを展開していく計画です。

IoTなどテクノロジーの活用は、業務効率化や省人化のために重要なものです。創業期はコストの面から多くのシステムの導入は難しいかもしれませんが、優先度の高いものから導入することで、創業期から効率的な業務を行うことができるでしょう。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ AI エッジ エッジAI カメラ セキュア セキュリティ ソリューション 映像 株式会社 監視カメラ 資本業務提携 防犯カメラ
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

NFTレンタルプラットフォーム「EXA」を開発する「Tavern」が3,450万円調達
2022年8月10日、Tavern株式会社は、総額3,450万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Tavernは、NFTをワンクリックで簡単かつ安全にレンタルできるプラットフォーム「EXA(エ…
スタートアップ向け融資事業「Flex Capital」や個人向け積み立てアプリを展開する「Fivot」が10億円調達
2022年9月21日、株式会社Fivotは、総額約10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Fivotは、スタートアップ向け融資事業「Flex Capital」や、個人向け積み立てアプリ「ID…
作物の耐暑性・収量向上などを実現するバイオスティミュラントを開発・提供する「WAKU」が1.8億円調達
2025年7月31日、株式会社WAKUは、総額1億8000万円の資金調達を発表しました。 WAKUは、グルタチオンが持つ植物の光合成活性機能、ストレス耐性、生育向上機能に着目したバイオスティミュラント…
24時間型訪問介護業務支援SaaS「PORTALL」を提供する「スリーエス」が3.3億円調達
2023年12月5日、スリーエス株式会社は、総額約3億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 スリーエスは、24時間型訪問介護業務支援SaaS「PORTALL(ポータル)」の開発・提供…
量子コンピューター向けのアルゴリズムやソフトウェアを開発する「QunaSys」が17億円調達
2024年11月1日、株式会社QunaSysは、総額17億円の資金調達を実施したことを発表しました。 QunaSysは、企業・研究機関と協働し、量子コンピューターの産業応用を推進しています。 共同研究…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集