「都内中小企業の景況指標ダッシュボード」が公開

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東京都は、「都内中小企業の景況指標ダッシュボード」を公開したことを発表しました。

東京都は、都内中小企業の業況や売上高などの景況を調査し、その調査結果を公表しています。

今回公開した「都内中小企業の景況指標ダッシュボード」は、「UPGRADE with TOKYO 第15回」で選定したスタートアップである株式会社ナウキャストの提案をもとに、この調査結果の利活用をさらに進めていくために作成したものです。

期間や業種を選択し景況指標を重ねて表示できるほか、景況指標のデータはダウンロードできます。

ダッシュボードで確認できる景況指標

・業況DI及び業況見通しDI
・売上高DI
・販売単価DI
・仕入単価DI
・製品商品在庫DI
・クレジットカードの決済データ
・人流データ


内閣府が毎月発表する「景気動向指数」や、日銀が四半期に一回発表する「全国企業短期経済観測調査(短観)」は、マクロで景気を捉え、景気の将来予測などにも用いることができるため、活用している人も多いことでしょう。

「短観」は、資本金2,000万円以上の企業を対象としており、中小企業は比較的規模の大きい企業のみが含まれています。

そのため、中小企業に特化した指標なども公開されており、中小企業基盤整備機構の「中小企業景況調査」はその中でも有名なものとなっています。

「都内中小企業の景況指標ダッシュボード」は、東京都内の中小企業3,875企業を対象とした調査によりつくられているものです。都内中小企業に限定されている点が特徴的です。

近年はSDGsの推進による価値観の変化やコロナ禍による環境の変化により、市場の動向も目まぐるしく変わっています。ビジネスではこうした市場を正確に捉えることが重要です。「冊子版創業手帳」では、事業を分析するためのフレームワークを掲載しています。自社の強みや市場の機会を明らかにすることで、ブルーオーシャンを見つけだすことができるはずです。

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都内中小企業の景況指標ダッシュボード

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