【2/4開催】「未来を創る!フードテックビジネスコンテスト」

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フードテック官民協議会(事務局:農林水産省)は令和4年度「未来を創る!フードテックビジネスコンテスト」本戦大会の開催を発表しました。

農林水産省は、2020年10月に立ち上げた「フードテック官民協議会」に設置した作業部会での専門的な議論を通じ、食に関する課題の解決や、フードテックを活用した新たなビジネスの創出に向けた官民連携の取り組みを推進しています。

その一環としてフードテックの認知度向上とフードテックにおける新ビジネスの創出を目的に、「未来を創る!フードテックビジネスコンテスト」において、食に関する社会課題を解決するビジネスアイデアを個人・企業から広く募集しています。

⼀次審査、⼆次審査を通過した11組による本選⼤会を開催します。

概要

日時:2023年2⽉4⽇(⼟)13:00~18:00
会場:PASONA SQUARE 16階ホール(東京都港区南青山3丁目1番30号)(オンライン中継あり)

プログラム

13:00〜13:20 開会、オリエンテーション
13:20〜15:40 登壇者によるプレゼンテーション・審査員等からのコメント
15:40〜16:10 審査、休憩
16:10〜16:30 結果発表、表彰(オンライン中継はここまでです)
16:40〜18:00 交流会 / 登壇者とベンチャーキャピタル各社とのマッチング会(希望者)

登壇者・プラン

【アイデア部門】
安孫子 眞鈴 氏 / 米Time for Your Health
伊藤 洋平 氏 / セミの幼虫の自動収集装置の開発と加工・商品化
小南 藤枝 氏 / シン・ゴハン『まあるいご飯のおやつ』
増田 真凜 氏・立野 未紗 氏 / ”お菓子専用のデジタル自販機”
【ビジネス部門】
上田 真澄 氏 / ペプチド養殖を実現するための革新的ペプチド高効率生産プロセスの開発
奥山 祐一 氏 / ナノバブルによる生産性向上と循環社会実現
木下 敬介 氏 / イエバエによる資源循環~養虫産業の創出~
木村 俊介 氏 / 地球環境にやさしい宙(そら)ベジの普及
玄 成秀 氏 / 全国の蔵元から厳選した日本酒缶ブランド
小山 正浩 氏 / すべての人の未来に寄り添う「AI食」
白川 晃久 氏 / 雌雄産み分けによる高効率な精密畜産技術の開発


フードテックとは、食×テクノロジーの領域のことであり、近年世界中の食品業界を中心に注目が高まっています。

フードテックはテクノロジーを活用することで、食の可能性を広げたり、食の課題を解決することを目指しています。

たとえば、タンパク質危機。世界的な人口の増加により、早くて2030年にはタンパク質の需要と供給のバランスが崩れ始めると予想されています。

現在主流なタンパク質は畜産肉ですが、畜産を行うため農地や飼料となる穀物を生産するための農地の確保がこれ以上難しくなっており、畜産を拡充することは実質的に不可能といってもいい状況にあります。

そこで注目されているのが、植物を原料とした植物肉(代替肉、人工肉)や、昆虫食、藻類です。

こうした代替タンパク質を提供する企業は世界的に増加しており、米国では植物肉で黒字上場を果たしたスタートアップもあらわれています。

さらに、動物の細胞を培養した培養肉の研究開発も続けられており、タンパク質危機の解決はフードテックのひとつの目的でもあります。

ほかにも国内では、食べられるにもかかわらず廃棄されてしまう食品等であるフードロス(食品ロス)が年間数百トン規模で発生しています。

SDGsの推進もあり、食品企業ではこうしたフードロスを削減する取り組みも実施しており、テクノロジーはこのフードロス削減においても利用されています。

SDGs(持続可能な開発目標)は人類として長期的に取り組んでいかなくてはならないことですが、これはビジネスチャンスでもあります。トレンドでもあるため資金調達がしやすいという側面もあります。「冊子版創業手帳」では、様々な起業家のインタビューを掲載しています。先人の思考を知ることは、新たなビジネスの創造・成長にとって役に立つでしょう。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ イベント
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