創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年1月23日令和6年度「強い農業づくり総合支援交付金(先駆的モデル支援タイプ)」1回目公募
農林水産省は、令和6年度「強い農業づくり総合支援交付金(先駆的モデル支援タイプ)」の1回目公募について発表しました。
地域農業者の減少や天候不順の多発等を克服しながら国産品への需要を満たす生産・供給主体の確保が急務であるため、拠点となる事業者が連携する生産者の作業支援など様々な機能を発揮しつつ、安定的な生産・供給を実現しようとする先駆的モデルの育成が必要です。
このため、供給調整機能を有する拠点事業者を中心とした協働事業計画に参加する主体が実施する計画の目標達成に必要な取組を本事業により支援します。
応募者の資格
協働事業計画に位置付けられた拠点事業者であり、次の3つの機能を具備・強化する取り組みを行う者。
生産安定・効率化機能
農業者が減少傾向にある中で、安定的な取扱量を確保するための生産拠点地域・面積の拡大、農業用機械・施設の合理的配置・利用、分業・受託体制の構築、生産安定化・単収向上等のための技術の導入・定着、労働力の融通・省力化、農業生産を支援するサービスの活用等を行うことにより、連携者(拠点事業者が農業生産を行う場合にあっては、拠点事業者を含む)の生産を安定化・効率化する機能。
供給調整機能
気象的要因等による生産量や出荷時期の変動が大きくなる傾向にある中で、実需者に対する供給の安定性を向上させるための加工・貯蔵施設や生産量を予測・調整するためのシステムの運営等を行うことにより、その変動を吸収し、実需者への供給を調整する機能。
実需者ニーズ対応機能
消費者のニーズが高度化する中で、実需者が求める農産物の安全・衛生、環境配慮、扱いやすい荷姿・配送頻度等のニーズを把握し、それらを踏まえて、連携者である生産者・産地全体での生産工程管理の実践の促進、加工適正、農産物の規格・容器・輸送システムの統一・簡素化等を行うことにより、実需者のニーズに的確に対応する機能。
公募期間
2024年1月22日(月)~2024年2月5日(月)17:00
日本の農業は、人口減少や後継者不足に伴う人手不足、高齢化による生産性の低下、気候変動などといった複数の課題に直面しています。
さらに、海外情勢の変化によって海外からの輸入に頼っている食品については安定供給に課題が生じており、食料自給率の向上が求められています。
こうした中で、課題に対応し、安定的な生産・供給を実現するには、生産モデルを変革しなければなりません。
「協働事業計画」は、事業者と農業者・産地が協働し、それぞれの能力を発揮して安定供給や生産の安定化・効率化等に取り組む生産事業の形成を促進することを目的としています。
今回の「強い農業づくり総合支援交付金(先駆的モデル支援タイプ)」は、共同事業計画に位置づけられた拠点事業者が取り組む、安定的な生産・供給を実現する先駆的モデルの確立を支援するものです。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 公募 |
---|---|
関連タグ | 令和6年度 供給 協働事業計画 安定 強い農業づくり総合支援交付金 強い農業づくり総合支援交付金(先駆的モデル支援) 拠点 生産 生産者 農林水産省 農業 連携 需要 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
公益財団法人東京都中小企業振興公社は、令和6年度「東京都中小企業知的財産交流・研究会」参加企業の募集について発表しました。 東京都知的財産総合センターで支援している中小企業の経営者または知財担当者が、…
2021年11月10日、エシカル・スピリッツ株式会社は、新たにコーヒー事業に参入することを発表しました。 エシカル・スピリッツは、廃棄素材を使用したクラフトジンの生産や、再生型蒸留所の運営を行っていま…
2024年4月23日、株式会社digzymeは、総額7億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 digzymeは、バイオインフォマティクスによる酵素開発技術を有する東京工業大学発スター…
一般財団法人バイオインダストリー協会、森ビル株式会社が主催するオンラインセミナー「3大学+1企業産学連携アグリ食品セミナー 「2030年の食卓」」が開催されます。 3大学と1企業がARCH 虎ノ門ヒル…
2020年6月29日、ACALL株式会社は、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 オフィスワークにおける様々なスペースへのスマートなチェックインを実現するアプリケーション群「ACALL …
大久保の視点
2024年4月27日(土)~2024年4月28日(日)に幕張メッセでニコニコ超会議実行委員会で『ニコニコ超会議2024』が開催された。 『ニコニコ超会議20…
2024年3月19日(火)にStartup Hub Tokyo 丸の内(TOKYO創業ステーション 丸の内 1F・千代田区)で千代田CULTURExTECH…
2024年3月13日(木)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第2回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…