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2022年12月26日生口島瀬戸田(広島県)でまちづくり事業を展開する「しおまち企画」が資金調達

2022年12月22日、株式会社しおまち企画は、資金調達を実施したことを発表しました。
また、しおまち商店街を活性化するプロジェクトとして、店舗と住宅兼宿泊が一体化した建築ユニット「ショップハウス」の開発を始動したことも発表しています。
今回の資金は、プロトタイプとなる2棟の開発資金となります。
しおまち企画は、しまなみ海道沿いの島である生口島瀬戸田(広島県)において、ローカルに根ざしたまちづくり事業を展開しています。
過去3年にわたり、尾道市・せとうちDMOと共同で、しおまち商店街、地域、地域内外の事業者と瀬戸田をよりよいまちにするための「しおまちとワークショップ」を開催するなど、さまざまな取り組み・プロジェクトを行っています。
今回のショップハウスプロジェクトは、空き物件の活用と地域活性化を目的としたプロジェクトです。
このプロジェクトは、商店街を広く使って小規模不動産を開発し、さまざまな事業者を誘致して多様性を創出し、さらに関係人口を創出するための中長期滞在が可能な住宅・宿泊設備を整備するというものです。
2025年までに空き家のリノベーション型と新築型を合わせ、10棟を超えるショップハウスをしおまち商店街近辺にオープンする予定です。
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国内では少子高齢化と東京一極集中が大きな課題となっています。地方では首都圏への若年層の流出が激しく、税収の減少や人口減少が加速しています。
地方の過疎化が進むと地域社会の生産機能や環境が低下し、それに伴い住人の生活を維持できなくなっていきます。
そこで、少子高齢化に対応し、地方の人口減少に歯止めをかけることを目的とした地方創生が推進され、さまざまな取り組みが実施されています。
地方創生においては、リソースが限られている自治体の取り組みだけでは期待されている成果を出すことは困難です。そのため企業や市民による協力のもと魅力ある取り組みを進めていくことが重要です。
とくにまちづくり事業者は、「まち」の魅力を高めることで、持続的に成長していける地域として再生させることができる存在として期待されています。
社会課題を解決するビジネスは、自治体や他企業と連携して進めていくことが重要となります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、人脈を作るためのノウハウについて詳しく解説しています。
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