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⼼不全・不整脈検知AIなどAI医療機器を開発する「SIMPLEX QUANTUM」が5.5億円調達

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2022年12月5日、SIMPLEX QUANTUM株式会社は、総額5億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

SIMPLEX QUANTUMは、握るだけで心拍を計測できるデバイス「心電くん」や、心電図のみで心不全の重症度を識別するAI「NIHA-HF(Heart failure)」、心電図のみで心房細動を検出するAI「NIHA-AF(Atrial Fibrillation)」、心電図や脈拍振動からストレスレベルを推定定量化する指標を算出するAI「Stress Index」などを展開しています。

「心電くん」は、2020年4月に医療機器として認証されています。

今回の資金は、心不全検知AIにおける医療機器承認手続きに付随した治験・厚労省への医療機器承認申請・アメリカFDA承認申請、心不全検知AIのサービス化のための開発に充当します。

心不全とは、心臓のポンプ機能が低下し、全身の血液が滞ってしまう状態のことです。症状としては、胸の痛み、動悸、息切れなどをもたらします。治療を行った場合でも症状が悪化していくことがあり、また根本的に治療する方法がないことが大きな課題となっています。

病状が進行した場合は、補助人工心臓治療や心臓移植が必要となります。しかし多くの人が知っているように日本は臓器提供件数が少なく、日本では心臓移植によって助けられている患者は年間50人ほどとなっています。

心不全は軽度の症状のうちに早期発見し、生活指導・外来投薬治療を行うことが重要とされています。

しかし軽度の心不全を検出するのは熟練した医師のスキルに頼らざるを得ません。

さらに心不全の初期症状は日常生活のうちに発生するものであり、病院・クリニックにかかった際にその症状を医師が把握することが難しく、正確な診断ができないことが課題となっています。

SIMPLEX QUANTUMは、この課題を解決するため、心不全を検出するAIや手軽に心拍を計測できるデバイス「心電くん」を提供しています。

最先端の技術は、医療における課題を解決する可能性があるなど、さまざまな領域で必要とされています。技術開発には多くの資金が必要となるため、資金調達に関するノウハウを知っておくとよいでしょう。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

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