注目のスタートアップ

現場の改善提案クラウド「Cayzen」を提供する「エイトス」が1.2億円調達

company

2022年12月2日、エイトス株式会社は、総額1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

エイトスは、現場の改善提案クラウド「Cayzen(カイゼン)」を提供しています。

「Cayzen」は、経営の目標達成のため、現場の改善提案活動・現場業務の可視化、集計・目標との差異分析、対策実行の管理まで一連のサイクルをワンストップで支援するクラウドサービスです。

さらに、現場の業務活動に関する報告を一元化することで、経営と現場の改善の取り組みをつなぎ、組織一丸となった改善活動を支援します。

今回の資金は、「Cayzen」のさらなる機能強化のための開発、顧客サポートなどの組織体制強化に充当します。

現場の働きやすさの向上や業務効率化を実現する現場改善は、利益アップに直結しやすいため重要な施策のひとつです。

一方で、経営と現場はコミュニケーションに課題を抱えていることが多く、現場改善には現場の抵抗が強い、現場の課題を明確にできない、継続的に実施できないという課題に直面することが多くあります。

また現場改善の実施の際には現場に負担がかかることが想定されるため、なるべく効率的に実施できる体制を整え、現場の負担を軽減することも重要です。

そのため現場改善に特化したクラウドサービスが求められているのです。

「Cayzen」は、業務改善・品質改善・不具合対策・クレーム対策・安全衛生改善・環境改善など、あらゆる現場改善に利用できるクラウドサービスです。

とくに経営の目標と現場の改善活動を可視化しリンクさせることで、経営・現場が一体となって改善に取り組むことができる点を特徴としています。

経済産業省は、もし2025年までに日本企業のDXが成功しなければ年間最大12兆円の経済損失が発生する可能性があると指摘しています。このようにDXやデジタル化は現場に限らず、どの業界でも重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Cayzen PDCA エイトス カイゼン クラウド 提案 改善 株式会社 現場 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

部屋探しプラットフォーム運営の「BluAge」が新生活サービスプラットフォームを提供する「リベロ」と資本業務提携
2022年6月15日、株式会社BluAgeは、株式会社リベロと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 BluAgeは、部屋探しプラットフォーム「カナリー(CANARY)」を運営しています。 …
中高生向けキャリア探究サービスを運営する「RePlayce」に「積水ハウス投資事業有限責任組合」が出資
2024年7月31日、株式会社RePlayceは、積水ハウス投資事業有限責任組合から出資を受けたことを発表しました。 RePlayceは、RePlayceは、中高生向けキャリア探究サービス「はたらく部…
ライブ配信オンラインスイッチングサービス「WRIDGE」を開発する「TOMODY」とカーナビソフトなどのソフトウェアを提供する「ミックウェア」が資本業務提携
2023年8月8日、株式会社TOMODYは、株式会社ミックウェアと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 TOMODYは、2023年中の正式リリースを目指し、ライブ配信オンラインスイッチング…
外国人雇用プラットフォーム「TOKYOJOB」を展開する「エルティービー」が8,000万円調達
2023年3月14日、株式会社エルティービーは、総額8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 エルティービーは、外国人雇用プラットフォーム「TOKYOJOB」を提供しています。 職種と在…
植物とのコミュニケーションサービスを開発する「ファジオン」が200万円調達 情報経営イノベーション専門職大学の学生が起業
学校法人電子学園 情報経営イノベーション専門職大学(iU)は、同大学の学生が設立した合同会社ファジオンが、200万円の資金調達を実施したことを発表しました。 またこの資金調達により2022年7月1日付…

大久保の視点

スタートアップワールドカップ九州大会:優勝は医薬品開発のStapleBio!熊本で開催
世界最大級のビジネスコンテスト「スタートアップワールドカップ」の九州予選である「KYUSYU REGIONAL 2024」が、2024年8月27日(火)に開…
(2024/8/27)
「スタートアップビジネスMBA講座」明治大学MBAの執筆陣と出身起業家が解説
創業手帳代表も執筆陣に参加。注目のスタートアップ本 起業家教育が近年注目を浴びています。しかし、スタートアップはまだ新しい領域であり、不確実性も高く、学問に…
(2024/7/29)
世界最大級のビジネスコンテスト・スタートアップワールドカップ東京大会優勝はDigital Entertainment Asset山田耕三さん
世界最大級のビジネスコンテスト「スタートアップワールドカップ」の東京予選である「TOKYO REGIONAL 2024」が、2024年7月19日(金)に開催…
(2024/7/19)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集
今すぐ
申し込む
【無料】