注目のスタートアップ

不動産売買に特化した電子契約サービス「Release」などを展開する「GOGEN」が3億円調達

company

2022年12月1日、GOGEN株式会社は、3億円の資金調達を実施したことを発表しました。

GOGENは、不動産売買に特化した電子契約サービス「Release(レリーズ)」や、手付金が不要となる住宅購入支援サービス「ゼロテ」を提供しています。

「Release」は、不動産売買における契約関連業務の機能をワンストップで提供し、案件の登録から引き渡しまでの不動産売買にかかる一連の取引フローをカバーする電子契約・契約書管理サービスです。

国土交通省の規定・マニュアルに完全対応している点、不動産業務に最適化された機能、顧客専用のマイページにより契約の事前案内から契約書の受け渡しまでを行える点などを特徴としています。

サービス内の電子署名機能は「クラウドサイン」「SMBCクラウドサイン」とのAPI連携で提供しています。

今回の資金は、「Release」を不動産取引プラットフォームとして発展させるための開発強化、人材採用などに充当する予定です。

契約は、不動産業界だけでなくすべての企業運営において重要な業務のひとつです。

そして契約書業務は、1枚ごとの押印・適切な保管・印刷・郵送などの多くの手間がかかっており、効率化のニーズが高い業務といえます。

とくに不動産取引においては、取引の複数の段階において契約書が必要となるため非常に多くの手間がかかっています。

不動産業界では、2022年5月18日に施行された宅地建物取引業法の一部改正により、重要事項説明書などへの押印が不要、書類・契約書の電子交付が可能となり、ようやく不動産取引の電子契約が本格化しています。

この一部改正は、不動産業界にとってデジタル化に取り組む大きな機会となっています。

GOGENは、こうした状況の中、不動産売買にかかる一連の取引フローをカバーする電子契約・契約書管理サービス「Release」を提供し、不動産業界のデジタル化に貢献しています。

創業期はなにも導入されていないまっさらな状態なため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ GOGEN Release ゼロテ レリーズ 不動産 住宅購入支援 取引 売買 契約 契約書 株式会社 管理 資金調達 電子契約 電子署名
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人設立の完全ガイド|設立の流れ・メリット・手続き一覧など徹底解説!
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

行政サポート生成AI「QommonsAI」などを提供する「Polimill」が資金調達
2024年10月3日、Polimill株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 Polimillは、行政サポート生成AI「QommonsAI(コモンズAI)」と、社会デザインプラットフォーム…
温浴施設向けDXツール「habitat」とトレーナーサウナ事業を展開する「Habitat」に「ユナイテッド」が出資
2024年4月30日、ユナイテッド株式会社は、Habitat株式会社に出資したことを発表しました。 Habitatは、温浴施設向けDXツール「habitat」とトレーラーサウナ事業を展開しています。 …
遠隔肌解析サービス「SISI LAB」とパーソナルケアD2Cブランドを展開する「SISI」が資金調達
2022年6月21日、株式会社SISIは、資金調達を実施したことを発表しました。 SISIは、遠隔肌解析サービス「SISI LAB」を基軸としたスキンケアをはじめとするパーソナルケアプロダクトを展開し…
配信者支援サービス「ライドリ」を提供する「Blankr」が資金調達
2024年8月7日、株式会社Blankrは、資金調達を実施したことを発表しました。 累計調達額は1.5億円となります。 Blankrは、配信者支援サービス「ライドリ」を提供しています。 現在は、VTu…
ビルの対テナント業務効率化・高度化SaaS「ラクビルTeX」を運営する「ラクビル」が1.7億円調達
2025年2月4日、ラクビル株式会社は、総額約1億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ラクビルは、ビルの対テナント業務効率化・高度化SaaS「ラクビルTeX」を運営しています。 事業…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集