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2022年11月8日東京都知的財産総合センター(東京都中小企業振興公社)が「重要な技術の知的財産保護に関する特別相談窓口」を開設
2022年10月7日、公益財団法人東京都中小企業振興公社は、重要な技術の知的財産保護に関する特別相談窓口を開設したことを発表しました。
この特別相談窓口では、重要な技術の流出防止を図るための知的財産保護に関する情報提供を行います。
東京都知的財産総合センターのホームページにアクセスし、予約することで利用できます。
・相談日:月曜日~金曜日(土曜日・日曜日・祝日及び年末年始を除く)
・相談時間:9時00分~12時00分、13時00分~17時00分(1回、1時間)
・相談方法:電話・オンライン・来所
・費用:無料
さらに、重要な技術の流出防止を図るための知的財産保護に関する最新動向や特許出願以外の権利保護方法などをテーマとした普及啓発セミナーや、中小企業が有する重要な技術の知的財産保護について、訪問指導・派遣相談などのハンズオン支援を実施します。
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知的財産はビジネスの源でもあり、ビジネスを守るためにも活用できる重要な経営資源です。
一方でスタートアップや中小企業では知財を理解して活用できる人材が不足しています。
特許庁の「中小企業の知的財産活動に関する基本調査」報告書(2019年4月)によると、知財を所有する中小企業の売上高営業利益率は、所有しない企業に比べて大きくなっています。
また、近年は中小企業において特許出願件数が増加傾向にあり、特許活用の意識が高まっていると考えられます。
一方で、実用新案権・意匠権を使用する企業では、実用新案権・意匠権を所有しない企業と比べ、利益額を下回っているという状況にあります。
これは中小企業における実用新案権・意匠権の活用法が確立されていないことが理由であると考えられ、コンサルティングや専門家による支援が求められています。
知的財産権の活用のためには、スタートアップ・中小企業のビジネスのことを理解した専門家の支援を受けることが重要です。創業手帳は無料で専門家の紹介を行っているため、知財活用を考えている企業はこちらを活用できます。また、起業家や専門家の生の声をもとに記事化した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」も無料で発行しております。ぜひご活用ください。
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