創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年10月3日CBD商事の「ウェルシー」が4,100万円調達

2022年9月30日、ウェルシー株式会社は、総額4,100万円の資金調達を実施したことを発表しました。
ウェルシーは、国内外大手CBDメーカーと8ブランド提携し、百貨店や、美容室、大手卸売会社などにCBD製品を販売しています。
今回の資金は、インフラ整備、ショールーム開設、人材採用、新規事業領域への参入などに充当します。
—
CBD(カンナビジオール)とは、鎮痛・抗炎症作用、うつの改善、睡眠の改善、精神的・肉体的緊張の緩和などさまざまな効果・効能を持つ、大麻などに含まれている天然成分です。
CBDは大麻からも抽出されることを理由に危険なものとして捉えられることもあります。
しかし大麻に含まれている成分のうち向精神作用をもたらす成分はTHCであり、合法的に販売されているCBD製品はTHCを取り除いたものとなっています。
また、CBDは依存などの重篤な副作用もないため、近年はヘルスケアやビューティ領域の食品・化粧品が増え、雑誌などでも取り上げられることもあり、消費者からの注目が高まっています。
CBD領域では悪質な業者が多く蔓延っていることが課題となっていましたが、麻薬取締局による検査や、税関のチェックが厳格化してきており、健全にCBD製品が流通するようにもなってきています。
一方でCBDは薬ではないため、薬事法の規制によって販売時に効果を具体的に書くことができず、PR・マーケティングが難しいという課題があります。そのため日本でのCBD製品はブランディングを重視していたり、第三者からの口コミなどが重要となっています。
プロダクトのみでの差別化が難しい領域では、自社のビジョンやプロダクトに関する情報発信によるブランディングが重要となっています。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、インターネットを活用したPRなど、マーケティング・ブランディングに関するノウハウを詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | CBD wellcy ウェルシー 商事 株式会社 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2020年8月3日、株式会社Mountain Gorillaは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 製造現場のデータ活用サービス「カカナイ」を提供しています。 製造現場で使っている帳票…
2021年1月5日、株式会社いいオフィスは、総額2億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 コワーキング・スペース「いいオフィス」を国内外270店舗にて運営しています。 2020年度に…
2023年2月28日、株式会社Predictionは、資金調達を実施したことを発表しました。 Predictionは、オフィス内デジタルサイネージ「Office Vision(オフィスビジョン)」を運…
2024年4月12日、Spiber株式会社は、100億円を超える資金調達を実施したことを発表しました。 Spiberは、独自の構造タンパク質「Brewed Protein(ブリュード・プロテイン)」素…
2019年10月6日、株式会社リーモ・トロージェンは、総額1,240万円の資金調達を実施したことを発表しました。 香りと薬理効果で企業のブランディングを支援するサービス「AUSCENT CLAN(オウ…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…