創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年9月14日CO2排出量可視化・削減クラウドサービス「アスゼロ」提供の「アスエネ」が7億円調達
2022年9月14日、アスエネ株式会社は、総額約7億円の資金調達を実施したことを発表しました。
直近では、2022年4月13日に18億円の資金調達を発表しています。
CO2排出量見える化・削減SaaS「アスゼロ」と、再エネ100%&地産地消クリーン電力サービス「アスエネ」を提供しています。
「アスゼロ」は、国際基準のGHGプロトコルにおけるScope1-3のCO2排出量を可視化・削減するクラウドサービスです
GHG(温室効果ガス)の可視化・SXコンサル支援だけでなく、国際イニシアチブ「CDP」の気候変動スコアリングパートナーの知見から、CDP、SBT認証・TCFDシナリオ分析なども支援しています。
今回の資金は、人材採用、マーケティング強化、アジア展開、新事業の展開、買収の検討などに充当します。
—
世界的な気候変動の対策のため、CO2を中心としたGHG(温室効果ガス)の削減に向けた取り組みが各国で加速しています。
とくに大企業においては、事業者自らが排出するGHGの削減だけでなく、サプライチェーン全体のGHG排出を削減していくことが求められています。
しかしサプライチェーンは企業が大きくなるほど複雑になるため、サプライチェーン全体の排出量(サプライチェーン排出量)を把握することは困難です。
そのためサプライチェーン排出量を算定するツール・システムのニーズが高まっています。
アスエネは、サプライチェーン排出量の可視化・削減クラウドサービス「アスゼロ」を提供し、企業のGHG排出削減を支援しています。
ただ排出量を可視化するだけでなく、削減のためのコンサルティングや、国際イニシアチブであるTCFD対応や、CDPの情報開示支援も行っていることを特徴としています。
環境、社会、ガバナンスに配慮する企業に積極的に投資するESG投資が世界的に盛んとなってきています。サプライチェーン排出量を把握・管理することは投資家に対するアピールにもなります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受ける方法など、資金調達のノウハウについて詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | CO2排出量 ESG GHG SDGs アスエネ アスゼロ カーボンニュートラル サプライチェーン排出量 兼松 削減 可視化 排出量 株式会社 業務提携 温室効果ガス 脱炭素経営 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年8月23日、株式会社obnizは、総額3億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 obnizは、IoTプラットフォーム「obniz(オブナイズ)」を開発・提供しています。 電…
2023年4月6日、株式会社戦国は、株式会社大広九州と資本業務提携を行ったことを発表しました。 戦国は、福岡天神「esports Challenger’s Park」をホームスタジアムとして活動するプ…
2023年4月18日、株式会社Agnaviは、JR東日本スタートアップ株式会社を引受先とするS種優先株式の新株発行による第三者割当増資による資金調達を実施したことを発表しました。 Agnaviは、1合…
2023年12月26日、ICHI COMMONS株式会社は、総額3,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ICHI COMMONSは、企業とNPOのマッチングプラットフォーム「サステナN…
2020年1月15日、株式会社RABOは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 飼い猫の活動データを24時間記録する首輪「Catlog」を開発・展開しています。 歩く・走るなどの運動や…
大久保の視点
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…