注目のスタートアップ

専用カメラでジム運営をAI化する「GYMDX」を提供する「Opt Fit」が資金調達

company

2022年7月27日、株式会社Opt Fitは、資金調達を実施したことを発表しました。

Opt Fitは、ジム内に専用AIカメラを設置することでジム運営をAI化するサービス「GYMDX」を提供しています。

AIによって、利用者の危険察知、マシンの利用率分析、リアルタイム混雑状態の配信、入館検知を実現し、ジム運営のコストを削減するサービスです。

今回の資金は、チームの増強、強固な監視業務支援体制の構築、フィットネス体験の向上に資する新たな機能の開発に充当する予定です。

国内のフィットネス業界は、健康意識の高まり、都市型の小規模店舗の増加、24時間営業の店舗の増加などを受け、2012年から少しずつ成長を続けていました。

コロナ禍によって利用者数は減少することになってしまいましたが、一方でオンラインのフィットネスサービスは伸長しているため、フィットネス・運動の需要が喪失したわけではないことがわかります。

フィットネスクラブやジムではほかの業界と同様に人手不足が深刻な課題となっています。

そのため予約管理・決済・顧客管理などのシステムを導入することで業務効率化を図る必要があります。

また、さらに踏み込んだテクノロジー活用として、AIなどの最先端技術はフィットネス業界においてもさまざまな革新をもたらすものとして注目されています。

たとえば、Opt Fitが提供するAIとカメラによる危険察知などは大きな省人化や安全性の向上につながるものです。24時間運営の施設では欠かせないシステムになると考えられます。

ほかにもフィットネス業界では、セットアップから利用者のサポートまで行う、AIを搭載した高性能なトレーニングマシンなども登場しています。

こうした高性能マシンやAIを活用した完全セルフの施設も展開されており、今後のフィットネス業界におけるテクノロジーの活用と、そのイノベーションに注目が必要です。

デジタル時代において企業を成長させるためには、最新のツールを活用することが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI GYMDX Opt Fit カメラ ジム フィットネス 分析 危険行動検知 施設 株式会社 画像分析 監視 資金調達 運動 運営
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

補助金申請支援サービス「補助金クラウド」を提供する「Stayway」が1億円調達
2023年4月5日、株式会社Staywayは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Staywayは、金融機関、事業会社、士業のための補助金申請支援サービス「補助金クラウド」を提供して…
「区分所有オフィス」を主軸に資産形成コンサルティングを行う「ボルテックス」が「ちばぎんSDGsリーダーズローン(グリーンローン型)」により資金調達
2022年11月25日、株式会社ボルテックスは、株式会社千葉銀行が提供する「ちばぎんSDGsリーダーズローン(グリーンローン型)」により20億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ボルテックスは…
独自の長鎖DNA合成技術を活用した事業を展開する「オリシロジェノミクス」が「旭化成メディカル」から資金調達
2022年6月6日、オリシロジェノミクス株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、旭化成メディカル株式会社です。 オリシロジェノミクスは、独自の長鎖DNA合成技術を活用し、研究用試…
業界最大積載量の農薬散布ドローン「ヘリオスアグリ16」が販売開始
2021年8月17日、東京ドローンプラス株式会社は、「ヘリオスアグリ16」の正式販売を開始したことを発表しました。 「ヘリオスアグリ16」は、業界最大級となる16Lの積載が可能な農薬散布ドローンです。…
「コグニティ」が金融機関向け営業トーク解析・診断サービスUpSighter for Finance」をリリース
2020年12月23日、コグニティ株式会社は、「UpSighter for Finance(アップ・サイター フォー ファイナンス)」の提供を開始することを発表しました。 「UpSighter for…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集