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2022年7月2日店舗開発・テナント事業者の立地マーケティングプラットフォーム「gleasin」提供の「ジオマーケティング」が1億円調達

2022年7月1日、ジオマーケティング株式会社は、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。
商業施設とテナント事業者のマッチングをコアとした店舗開発・リーシングDXプラットフォーム「gleasin(グリーシン)」を開発・提供しています。
テナント事業者向けには、競合ブランド分析・GPS商圏分析・物件レコメンドサービスを提供しています。これにより、店舗開発における営業活動と出店判断業務の大幅な効率化を実現しています。
商業施設運営者向けには、ブランドレコメンドサービス、直接スカウト機能、リーシングリスト・商談ステータスなどの管理機能を提供しています。これにより、リーシング業務の効率化を実現しています。
今回の資金は、高度な立地分析と売上予測の機能の強化に充当します。
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ほとんどスマートフォンにはGPSが搭載されており、日々膨大な量の位置情報データが蓄積されています。
また、2018年11月から、日本版GPSの準天頂衛星「みちびき」4機体制によるサービス提供が開始されています。2023年には7機体制への拡充が予定されています。
「みちびき」の運用開始により、さらにデータの精度が向上し、位置情報データの種類・量が飛躍的に拡大することが予測されています。
GPSでは、ユーザーの緯度・経度を数分から数十分単位で測位し、測位の際には測位日時や誤差などの情報を取得しています。このデータを用いることで、人が移動した軌跡を知ることができ、地理情報と結びつけることでさまざまな分析ができます。
とくに実店舗を運営するビジネスにおいて商圏分析はもっとも基本となるマーケティングの考えです。
商圏分析は、出店エリアの決定から、競合の分析、チラシの配布先の決定などのプロモーション、将来の需要予測などさまざまな施策に活用できます。
新型コロナウイルス感染症の影響により空きテナントが増加している現在では望んだエリアに出店できる可能性も高くなっています。
そのため商圏分析を活用し、素早い店舗開発を行うことが重要となっています。
デジタル時代において企業を成長させるためには、最新のツールを活用することが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。
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