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2022年6月1日ブロックチェーン技術を活用したファンプラットフォーム「Gaudiy Fanlink」展開の「Gaudiy」が25億円調達
2022年6月1日、株式会社Gaudiyは、総額25億円の資金調達を実施したことを発表しました。
Gaudiyは、ブロックチェーン技術を活用したファンプラットフォーム「Gaudiy Fanlink」を提供しています。
エンターテインメントコンテンツごとにファンコミュニティを構築し、ブロックチェーン・NFTを活用したデジタルコンテンツを提供可能にし、さらにメディア横断的にファンの活動を統合的にスコアリングすることでファンへの還元・ファン体験の提供を実現するプラットフォームです。
「Gaudiy Fanlink」で構築されたファンコミュニティは、公式に認められた場で、ファンが自主的に活動できるという特徴があります。
コンテンツホルダーは、このファンコミュニティを構築することで、ファンの活動データを取得できるほか、ファンの活動を内部に組み込んでいくことなどが可能となります。
今回の資金は、人材採用や、「Gaudiy Fanlink」を拡充するための技術投資、メタバースなど新規事業開発などに充当します。
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NFT(Non-Fungible Token, 非代替性トークン)とは、ブロックチェーン技術を活用することにより、デジタルデータに唯一無二の資産的価値を付与する技術や、NFT技術を利用したデジタルデータのことを意味します。
これにより、従来まではコピーや改竄が容易だったデジタルデータに価値を持たせられるため、コピーや改竄を防ぎつつデジタルコンテンツを流通させることが可能となります。
そのためブロックチェーン・NFTは、インターネットの経済圏をさらに広げるものとして、次世代のインターネットの基盤技術になると考えられています。
また、インターネットの広がりは、多くのクリエイターに多様な活動の場を提供することとなりました。インターネット上だけで創作活動を行っているクリエイターも増え、デジタルな創作物・表現は身近な存在となっています。
さらには、既存の作品をもとにした創作物である二次創作をネット上で発表することも一般的なこととなり、ファン活動の一環としても認知されています。
コンテンツホルダーとしても健全な二次創作はコンテンツの普及・PRに有効であるため、二次創作のガイドラインを定めるなどして、ファンの活動を認めることもあります。
一方で、二次創作は内容によってはもととなった作品の価値を貶めたり、コンテンツホルダーに損害を与えたりすることもあります。しかし二次創作は外部プラットフォームで流通するため、コンテンツホルダーがそれらすべてを管理することは不可能です。
公式(コンテンツホルダー)に認められた状況で活動したいと考えるファンも多く、エンターテインメント業界のさらなる発展のためには、この状況を上手く解決するような仕組みの構築が必要となっています。
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