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NFTやDappの開発を通じNFTコンテンツエコシステムの構築を目指す「synschismo」が1,500万円調達

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2022年5月10日、synschismo株式会社は、1,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。

synschismoは、NFTやDapp(分散型アプリケーション)の開発を通じNFTコンテンツエコシステムの構築を目指しています。

「NFTレンタルプロトコル」、「NFTコミュニティ向けコンテストプロトコル」、「NFTコンテンツの企画・開発」の3つのサービスを皮切りに、様々なユーザーを対象としたソリューションを幅広く提供し、NFTコンテンツを取り巻くエコシステムの構築を行っていきます。

今回の資金は、創造経済の拡大に向けたNFTコンテンツエコシステムの構築に充当します。

これまで画像・動画・音楽といったデジタルデータは複製・改竄が容易だったため、不正な流通を防ぐためデータにプロテクトをかけるといった対策を行っています。プロテクトを突破する技術は日々進化しており、不正な流通を完全に防ぐことはできません。

しかし、ブロックチェーン技術を活用した、デジタルデータに唯一無二の資産的価値を付与する技術であるNFT(Non-Fungible Token, 非代替性トークン)により、デジタルデータの流通を根本的に変革できる可能性が見えてきました。

またNFTによって、デジタルデータの創作物を生み出すクリエイターが適切に報酬を得ることも可能となります。現在、この新たな経済圏を創出するため、様々なプレイヤーがNFT領域に参入しており、非常に活気のある市場へと成長しています。

一方で、このNFT領域はまだ登場して間もないため、既存のサービスよりも洗練されておらず、利用に関しても複雑であるため、ユーザーを獲得するための課題をいくつも抱えています。synschismoがNFT領域においてどのようなサービスを展開するのか注目が必要です。

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カテゴリ 有望企業
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