注目のスタートアップ

バーチャルカラオケSNS「topia」運営の「アンビリアル」が5.5億円調達

company

2022年4月21日、株式会社アンビリアルは、総額約5億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

アンビリアルは、バーチャルカラオケSNS「topia」を運営しています。

自分だけの3Dアバターを作ってフェイストラッキングによって動かし、ユーザー同士でリアルタイムなカラオケや雑談が楽しめるサービスです。

ファン・仲間からギフトアイテムを受け取ることで収益化することも可能です。

今後、機能強化や、コミュニティ運営の強化、楽曲を作るクリエイターやイラストレーターが参加でき自身のコンテンツを広める・収益化する・競争できるようなユーザー体験を提供する予定です。

今回の資金は、プロダクト開発や、マーケティングの拡大、組織体制の強化に充当します。

特に新型コロナウイルス感染症の流行による巣篭もり需要は大きく、YouTubeなどの動画コンテンツの伸びと連動するようにライブ配信市場も拡大しています。

ライブ配信とは、雑談、歌、ゲーム実況などをライブ配信することを指し、配信する人を配信者と呼びます。YouTubeではイラストや3Dモデルのアバターを利用したVTuberという新たなコンテンツが生まれ、大きなムーブメントとなっています、

ライブ配信ではYouTubeなどの動画配信プラットフォームの他に、スマートフォン向けの専用のライブ配信アプリがいくつも提供されています。それぞれ独自の方針で運営を行っており、有名人が配信を行っているプラットフォームなど様々なものがあります。

「topia」はその中でも、バーチャルアバターを作成でき、カラオケ配信ができるという特徴を持ったライブ配信プラットフォームです。

バーチャルアバターを利用することで、部屋が映ることを防止し、自身のなりたい容姿になることができるため、気軽にカラオケ配信を行うことができます。今後オリジナル楽曲なども強化していく方針であるため、独自のコミュニティとしてどのように発展していくのか注目が必要です。

動画は情報量が多いメディアとしてデジタルマーケティングにおいて注目されています。企業ではSNSでのライブ配信などをマーケティングに活用する事例も増えてきています。「冊子版創業手帳」では、創業期におけるSNSやインターネットを活用したマーケティング・ノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ 3D SNS topia アンビリアル イラストレーター カラオケ クリエイター コミュニティ コンポーザー バーチャル 作曲家 株式会社 資金調達 配信 配信者 音楽
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

日本酒ブランド「SAKE HUNDRED」など日本酒事業展開の「Clear」が12.95億円調達
2021年5月26日、株式会社Clearは、総額12億9,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 日本酒ブランド「SAKE HUNDRED(サケハンドレッド)」や、国内外に日本酒情報を発信…
スマートSCM(サプライチェーンマネジメント)SaaS「RECERQA」シリーズを開発する「リチェルカ」が3,000万円調達
2023年8月9日、株式会社リチェルカは、総額3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 リチェルカは、仕入・在庫・販売管理をマニュアルレスで実現するスマートSCM SaaS「RECERQ…
日本のものづくりブランドの承継と成長に取り組む「forest」が10億円調達
2023年11月13日、forest株式会社は、総額約10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 forestは、日本のものづくりブランドをM&Aで承継し、さらなる成長を実現する事業を展開してい…
リアルメタバースプラットフォーム「STYLY」を展開する「Psychic VR Lab」が5億円調達
2023年3月31日、株式会社Psychic VR Labは、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Psychic VR Labは、リアルメタバースプラットフォーム「STYLY」や、「S…
ARグラス用ディスプレイモジュールを展開する「Cellid」が5億円調達
2022年12月16日、Cellid株式会社は、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Cellidは、ARグラス用のディスプレイモジュールと空間認識ソフトウェアを開発・提供しています。 …

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集