創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2021年12月7日「TradFit」のAIスピーカーに話しかけるだけで最適な旅行情報を提案する基本特許技術「スマート旅行」を発表

2021年12月4日、TradFit株式会社は、基本特許技術「スマート旅行」を発表しました。
「スマート旅行」は、AIスピーカーから顧客の要望を受け付け、好みに応じたレストランや、観光地、アクティビティなどの観光情報を提供する技術です。
今回、基本特許を取得したことにより、独占的に「AIスピーカーから宿泊ゲストの要望を受け付けて、宿泊ゲストの好みに応じたレストラン、観光地、アクティビティー等の旅行情報を提供すること」が可能になります。
TradFitは、スマートスピーカーとチャットボットを活用した宿泊施設の業務効率化システム「TradFit」を提供しています。
Amazonが提供するディスプレイ付スマートスピーカー「Echo Show」を活用した、宿泊施設の問い合わせ削減や、宿泊施設内外施設のレコメンド、チャットボットと有人オペレーターによる旅前・中・後の問い合わせの削減などを実現するサービスです。
宿泊業界は、新型コロナウイルス感染症の流行により訪日観光客の足は途絶えてしまい大変な苦境に立たされていますが、ワクチン接種率の向上や感染状況の落ち着きなどによって再び回復すると考えられています。
コロナ以前の宿泊業界では人手不足と離職率が高いことが課題となっていました。慢性的な人手不足を解決するためには、業務効率化が欠かせません。
ほとんどの宿泊施設は予約管理システムなどの導入により基本的な業務効率化を図っています。
そのため、さらなる業務効率化を図るには、ホスピタリティ面が考えられます。
訪日観光客数の増加により多言語対応や観光案内などの負担も増加しているため、これらホスピタリティ面での業務効率化と質の向上を両立することが重要です。
人手不足であるためスキルのある人材を雇うことは難しいため、ホスピタリティの面で業務効率化・生産性向上を図ることのできるサービスが求められています。
「TradFit」は、スマートスピーカーとチャットボットを活用することにより、宿泊客の利便性を向上させながら、宿泊施設の業務効率化を実現しています。
また今回の特許の取得により、独占的にサービスを提供できるようになるため、宿泊業界で大きなシェアを獲得するかもしれません。
デジタル時代において企業を成長させるためには、最新のツールを活用することが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | トレンド |
---|---|
関連タグ | TradFit システム スマートスピーカー スマート旅行 チャットボット 宿泊施設 株式会社 業務効率化 特許 観光 資金調達 |
トレンドの創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年3月25日、株式会社N-Technologiesは、総額1億2,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 N-Technologiesは、クラウド郵便サービス「atena(アテナ)…
2023年6月30日、JOINS株式会社は、総額約1億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 JOINSは、地域中小企業向け副業・兼業プロ人材マッチングサービス「JOINS」を運営して…
2022年8月2日、Yoom株式会社は、総額8億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、2022年6月23日付で新会社Yoom株式会社を設立し、株式会社TimeTechnolog…
2020年12月18日、Securitize Japan株式会社と、SBIデジタルアセットホールディングス株式会社は、Securitizeのデジタル証券発行・管理プラットフォーム、SBIの投資家向けウ…
2023年2月7日、株式会社WizWeは、総額5億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 WizWeは、習慣化プラットフォーム「Smart Habit」を開発・運営しています。 「Sm…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…