創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2021年11月15日外国人向け求人掲載メディアの「YOLO JAPAN」が3.3億円調達
2021年11月15日、株式会社YOLO JAPANは、総額約3億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
在留・在日外国人向けライフサポートメディア「YOLO JAPAN」や、外国人向け求人掲載サービス「YOLO WORK」、外国人従業員向け福利厚生サービス「YOLO LIFE」を展開しています。
「YOLO WORK」は、6言語で外国人求職者を募集できるほか、過去15日間に登録された外国人の基本情報や日本語スキルといったデータをみながら直接メッセージを送れるスカウト機能を備えています。
「YOLO LIFE」は、外国人従業者向けに金銭と生活面でのサポートを提供する福利厚生代行サービスです。
金銭面では、給料前払いサービスと後払いチャージ機能付きプリペイドカードの申請サポートの提供を、生活面では、賃貸物件情報サイトや、オンライン問診サービス、低用量ピルのオンライン診療サービスなどの提供を行っています。
今回の資金は、企業へのPR活動や、新機能の追加、システム改善に充当されます。
2021年11月8日、政府は新型コロナウイルス感染症の水際対策について緩和を実施しました。
今回の緩和により、これまで認められていなかった、外国人のビジネス関係者・留学生・技能実習生の新規入国が認められるようになりました。
新型コロナの感染状況次第ではありますが、政府は年内にも観光客の受け入れも再開したい旨を明らかにしています。
国際的な人の流れが従来の状態に一歩近づいているため、外国人労働者市場も回復していくことでしょう。
日本では人手不足が深刻となっており、外国人労働者の受け入れはその対策のひとつです。
新型コロナの感染状況が落ち着き、ワクチンの摂取が進んでいる今、日本では経済活動が動きだそうとしています。
外国人の新規入国については段階的に緩和されていくと考えられるため、経済活動の再開による人手不足に、外国人労働者市場の回復は追いつかないと考えられます。
そのためYOLO JAPANは、すでに日本に多く居住する永住者・定住者・配偶者などの人材をターゲットとした採用プラットフォームを提供することで対応しています。
人材の採用は、企業の成長にとって重要です。しかし創業期の人材採用は大きな投資のため失敗ができません。「冊子版創業手帳」では、創業期における人材採用のノウハウを詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | YOLO JAPAN YOLO LIFE YOLO WORK メディア 人材 外国人 従業員 採用 株式会社 求人 福利厚生 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2020年7月31日、Japan Doctors Health Ltd. (ジャパンドクターズ株式会社、中国語名:日本醫健有限公司、本社:台湾台北市松山區)は、資金調達を実施したことを発表しました。 …
2024年7月22日、株式会社天地人は、資金調達を実施したことを発表しました。 天地人は、地球観測衛星などから得られる宇宙ビッグデータを活用した土地評価サービス「天地人コンパス」を展開しています。 水…
2021年11月29日、株式会社データグリッドは、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 合成された動画像や音声データなど(シンセティックデータ)を生成するAIであるシンセティックAIの開…
公益財団法人東京しごと財団は「令和5年度DXリスキリング助成金(中小企業人材スキルアップ支援事業)」について発表しました。 都内中小企業等が従業員に対して、民間の教育機関等が提供するデジタルトランスフ…
2023年11月8日、エピソテック株式会社は、3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、福井コンピュータホールディングス株式会社のコーポレートベンチャーキャピタルであるIFAC…
大久保の視点
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
2024年10月9日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて、「JX Live! 2024」が新経済連盟主催で行われました。 「JX Live!」は、「JX(Japan…
2024年10月4日、世界最大級のビジネスピッチコンテスト「スタートアップワールドカップ(SWC)2024」の世界決勝戦が、米国・シリコンバレーで開催されま…