注目のスタートアップ

保育施設向けICT・IoTサービス「ルクミー」展開の「ユニファ」が40億円調達

company

2021年6月2日、ユニファ株式会社は、総額40億円の資金調達を実施したことを発表しました。

保育施設向けICT・IoTサービス「ルクミー」シリーズを展開しています。

「ルクミー」シリーズは、ICT・IoTにより、保育施設のスマート化を実現するサービス群です。

2021年6月現在以下のサービスを提供しています。
・肌着・パジャマに取り付けることで午睡をチェックできる「ルクミー午睡」
・非接触型体温計と専用アプリにより検温・記録時間を短縮し体温変化を管理できる「ルクミー体温計」
・保護者に園内での日常を写真で共有できるフォトサービス「ルクミーフォト」
・保育施設向けシフト管理サービス「ルクミーシフト」
・保育業務支援システム「キッズリー」

今回の資金は、「ルクミー」シリーズや新規事業のプロダクト開発、顧客施設拡大に向けた営業・マーケティングの強化、人材の獲得、M&Aなどに充当されます。

厚生労働省の発表によると、2021年1月時点での保育士の有効求人倍率は2.94倍と高い水準となっており、深刻な人手不足であることがわかります。

また、サービス残業・持ち帰りの業務の多さも大きな問題となっており、この過酷な労働環境を改善する必要が叫ばれています。

そのため、保育現場ではデジタル化が推進されており、今後もこの流れが加速していくと考えられます。

保育業界など人手不足が深刻となっている業界は数多く、社会課題のひとつとなっています。デジタル化が推進されているなか、ベンチャー企業が参入できる領域は数多くあります。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を提供しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ ICT IoT ユニファ ルクミー 保育 保育士 支援 施設 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

AIを活用したWeb接客ソリューション「WhatYa」を提供する「空色」が「コマースOneホールディングス」と資本業務提携
2023年2月14日、株式会社空色は、株式会社コマースOneホールディングスを引受先とする第三者割当増資を実施し、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 空色は、AIを活用したWeb接客ソリュ…
「早稲田大学ベンチャーズ」がダイアモンド半導体デバイス開発の「Power Diamond Systems」に1億円を出資
2022年11月2日、早稲田大学ベンチャーズ株式会社は、株式会社Power Diamond Systemsに1億円の創業投資を行ったことを発表しました。 Power Diamond Systemsは、…
衛星データを活用した森林モニタリング・自然由来カーボンクレジット向けモニタリングソリューションを開発する「Archeda」が資金調達
2024年4月23日、株式会社Archedaは、資金調達を実施したことを発表しました。 Archedaは、衛星データを活用した森林モニタリング・自然由来カーボンクレジット向けのモニタリングソリューショ…
「グロース・キャピタル」がコーポレート・サイトを開設
グロース・キャピタル株式会社は、コーポレート・サイトを2020年12月11日に開設したことを発表しました。 コーポレート・サイトでは、支援した事例の紹介や、ファイナンス分野での研究活動や、共催セミナー…
製造業向けナレッジマネジメントプラットフォーム「blooplinter」の開発などを行う「LIGHTz」と「豊田通商」が資本業務提携
2023年7月26日、株式会社LIGHTzは、豊田通商株式会社と、資本業務提携を締結したことを発表しました。 LIGHTzは、中小製造業向けDXツール「ものづくりコネクト」(旧:Pincy Park)…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集