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クリエイター向けポートフォリオ・サービス「foriio」の運営元が5,000万円調達

株式会社1ne studioは、総額約5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

クリエイターのためのポートフォリオ・サービス「foriio(フォリィオ)」を運営しています。

誰でも簡単に、シンプルで見やすいポートフォリオ・ページを作ることができることを特長としています。

今回の資金は、開発、営業体制の強化に充当されます。

<創業手帳・創業者 大久保幸世の視点>

ヤフーも出資。ポートフォリオのスタンダードになれるか。

なんだかんだでクリエイターに発注する時はポートフォリオ(作品集)を見せてもらうもの。価格、項目、スペックだけでは分からない、テイストの違いや、役割分担などが、ポートフォリオを見るとわかりやすいからだ。ポートフォリオのプラットフォームは面白い取り組みと言える。
どれだけスケールするか次第だろうが、YJキャピタル=ヤフーが出資しているのも注目だ。

株式会社1ne studio 代表コメント

今回のニュースにつきまして、株式会社1ne studio 代表の山田寛仁氏よりコメントが届きました!

山田寛仁
アートディレクター・デザイナー。学生時代5年間をNZで過ごした後、デザインの道へ。制作会社・複数のスタートアップにてサービスの立ち上げに関わり、フリーランスを経て起業。2018年7月、“すべてのクリエイターにポートフォリオを”をコンセプトにしたクリエイター向けポートフォリオ簡単作成サービス「foriio」提供開始。クリエイターが正しく評価され活躍できるインフラ作りを行う。
ーこの事業を始めた経緯について教えてください

山田:私がアートディレクターとして働いていた時の原体験と、同業者へのヒアリングから、クリエイティブ業界には人材のマッチングに根深い課題があること、またその課題がここ10年大きな改善ないままということに気づき、これを改善すべく事業として取り組もうと決めました。

ー今回の資金調達について、どのような反響がありましたか?

山田:個人のクリエイターを対象にしたサービスで資金が集まっていることに対して注目が集まっている感触があります。

時代性を生かしたブランドや商品、サービスをつくる人は増えている中、それらをつくる「クリエイター」をサポートすることをビジョンに掲げるスタートアップは多くはありません。だからこそ注目が集まるのだろうと。僕らは確実にクリエイターの働き方をアップデートすべく引き続き事業にコミットしていきます。

ー今後どのような事業展開をしていきたいと考えているか、教えてください

山田:foriioをクリエイターのポートフォリオのスタンダードツールにすべく、引き続きプロダクトの改善に力を入れていきつつ、クリエイターとクライアントをお繋ぎするマーケットプレイス化の準備をしています。また、企業に所属するクリエイター個人にも届けるべく、企業との連携事業にも展開していきたいと考えています。

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カテゴリ 有望企業
関連タグ 1ne studio ヤフー 営業戦略 資金調達
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