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中高生向けタブレット教材提供の「atama plus」が15億円調達

2019年5月13日、atama plus株式会社は、総額約15億円の資金調達を実施したことを発表しました。

AIを活用した中高生向けのタブレット型教材「atama+」を開発・提供しています。

AIを活用し、生徒の理解度や、ミスの傾向、学習履歴、集中度などをリアルタイムで診断し、最適な教材を作成するサービスです。

今回の資金は、プロダクトの強化や、学習塾各社へのサポート体制の強化に充当されます。

代表 稲田 大輔氏のコメント

今回のニュースにつきまして、atama plus株式会社 代表の稲田 大輔氏よりコメントが届きました!

稲田 大輔(いなだ だいすけ)
「テクノロジーで世の中を変えたい」という想いから東京大学工学部へ進学、「世の中を変える仕組みを創りたい」という想いから三井物産に入社。世界中の人と話す中で、人の“幸せ”は幼少期の過ごし方の影響が大きいと思うようになり、三井物産で教育事業を立ち上げる。ブラジルで教育の会社を設立したり、Edtech(教育×IT)事業を行ったりする中で、日本の教育はテクノロジーの活用で変革できると思うに至り、atama plusを創業。
ー事業を立ち上げたきっかけを教えてください

稲田:ブラジルなど、様々な国の教育を見る中で、教育スタイルが長年変わらない日本の現状に疑問をいだきました。「基礎学力」と「社会でいきる力」の両方を身につけ、自分の人生を生きる人を増やしたい、そして世の中の笑顔を増やしたいと考え、まずは“学習の効率性”を追求すべく、学習を一人ひとり最適化し、「基礎学力」を最短で身につけることをコンセプトに開発されたAI教材「atama+」を開発しました。

ー今回の資金調達について、反響はありましたか?

稲田:たくさんのメディアに掲載いただき、その後の塾からのお問い合わせや採用応募が増えるなど、大きな反響がありました。

ー事業の今後の展開について、教えてください。

稲田:開発スピードを更に加速し、一人ひとりの生徒の満足度を最大化できるプロダクトの強化を行なっていく予定です。具体的には、対応教科を増やしたり、学習をサポートする新しい機能を追加します。また、学習塾各社へのサポート体制の強化をし、より多くの教室での採用を促進していきます。

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カテゴリ 有望企業
関連タグ 教育 資金調達
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