住信SBIネット銀行法人口座の基本機能を解説!気になるメリットとデメリットは?

創業手帳

インターネット専業銀行「住信SBIネット銀行法人口座」の基本機能やメリット・デメリットをご紹介します

住信SBIネット銀行

オンラインで取引を行えるインターネット専業型の銀行が注目されています。今回ご紹介する「住信SBIネット銀行」は、口座開設や取引先への送金をパソコンですべて行えるため、業務効率向上に最適です。基本機能や法人口座を保有するメリット・デメリットをまとめて解説します。

※この記事を書いている「創業手帳」ではさらに充実した情報を分厚い「創業手帳・印刷版」でも解説しています。無料でもらえるので取り寄せしてみてください

住信SBIネット銀行とは?

住信SBIネットHP画像出典元:「住信SBIネット銀行」公式HP

住信SBIネット銀行は、インターネット専業銀行です。あらゆる業種に銀行機能を溶け込ませる「NEOBANK」構想を掲げており、JALマイレージバンク会員向けのサービスも展開しています。

住信SBIネット銀行法人口座の基本機能

インターネット専業銀行の住信ネット銀行は、業務効率の向上につながる基本機能が付いてます。24時間365日取引可能な「インターネットバンキング」はもちろん、経理業務の負担を軽減する「デビット機能付きキャッシュカード」を利用できます。

オンラインで取引可能な「インターネットバンキング」

住信SBIネット銀行の法人口座には、「インターネットバンキング」を備えています。メンテナンスを除く24時間365日での「振込」や「残高照会」に対応しています。

インターネットバンキングを利用すると、パソコン・スマートフォンで手続きを行えるため、ATMや銀行窓口に行く必要がありません。業務が忙しいなかでも、会社から簡単に取引先への送金が可能です。

経費管理に便利な「デビット機能付きキャッシュカード」

住信SBIネット銀行で法人口座を開設すると、審査不要で「デビット機能付きキャッシュカード」を発行できます。キャッシュレスでの支払が可能になるため、経費の立替手続きを減らせるほか、利用明細をオンライン上で管理しておきたい方に便利です。

また、月間の利用金額から「1,000円」ごとに、ポイントが還元されます(Visaは6ポイント、MasterCardは8ポイント)。「1ポイント=1円」として現金に交換可能で、経費削減にも役立ちます。

起業家に嬉しいサービス!住信SBIネット銀行の法人口座を保有するメリット

住信SBIネット銀行には、ビジネスを円滑に進められるメリットがあります。オンラインで申請できる事業性融資「dayta」や、自社に適用する可能性のある助成金・補助金を調べられる「Jシステム」など、すべてパソコンから行えるのが便利です。また、法人口座向けの「振込優遇プログラム」を活用し、手数料をお得に利用できます。

「振込優遇プログラム」で手数料がお得!

住信SBIネット銀行の法人口座向けに提供している「振込優遇プログラム」で、手数料をお得に利用できます。まず、新規で法人口座を開設すると、無条件で「口座開設日の当月および翌月の取引手数料が無料」に適用されます。

また、蒸気機関が経過したあとは、「被振込の件数の合計が月間10件以上」、「デビットカード利用額が月間10万円以上」の2つの条件を満たすごとに、振込手数料が10回無料です。2つの条件を同時に満たすと、振込手数料が最大20回無料になるため、取引先への送金が頻繁に発生する際に、経費を抑えられます。

オンラインで申請できる事業性融資「dayta」

最大3,000万円まで借入可能な事業性融資「dayta」を利用できるのも、住信SBIネット銀行法人口座のメリットです。通常、融資を受ける際には、窓口で申請や所定の書類を提出しなければなりません。

住信SBIネット銀行法人口座の「dayta」では、銀行側から借入条件を毎月知らせてくれるほか、書類や面談が不要としており、業務負担を軽減できます。また、インターネットからの申込に対応しているため、銀行に赴く必要もありません。

助成金・補助金支援を申請できる「Jシステム」

住信SBIネット銀行では、法人企業向けにの助成金・補助金の活用支援を行っています。ホームページから、自動診断システムの「Jシステム」を利用することで、自社に適用可能性がある助成金・補助金を無料で調べられます。

従業員や事業の状況といった約5分ほど完了する簡単なアンケートで、時間をかけずに行えるのが便利です。創業したばかりで、金銭的な支援を受けたい場合に活用できます。

開設前に確認!住信SBIネット銀行法人口座のデメリット


住信SBIネット銀行法人口座を開設する前に、デメリットも確認しておきましょう。インターネットによる取引は手数料の優遇サービスが適用されるものの、ATMでの預入れや引出しには手数料が発生します。また、インターネット専業銀行であるため、窓口での相談を行えない点にも注意が必要です。

ATM手数料が有料

インターネットバンキングでの優遇があるものの、ATMを利用した場合、手数料が発生します。ATMの種類にかかわらず、預入れ、引出しともに「110円(税込)」がかかる点がデメリットです。

窓口での取引や相談を行えない

住信SBIネット銀行は、インターネット専業銀行であるため、一般的な銀行にある「窓口」が用意されていません。口座開設や取引をインターネットから行える点は便利ですが、相談をしたいときに不便に感じる可能性があります。

窓口でのやりとりができない代わりに、専用ダイヤルとメールでの問い合わせに対応しています。

住信SBIネット銀行の法人口座を開設するためには?

画像出典元:「住信SBIネット銀行」公式HP

住信SBIネット銀行の法人口座を開設は、インターネットから行えます。オンライン上で本人確認を行うため、最短で翌営業日には審査結果が出るのも嬉しいポイントです。また、郵送での口座開設にも対応しており、状況に応じて選択できます。

住信SBIネット銀行の法人口座開設に必要な書類

住信SBIネット銀行の法人口座開設には、以下の書類が必要です。
・代表者・担当者の本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、住民票の写しなど)
・法人の印鑑登録証明書

銀行側での審査状況によっては、ほかの書類も必要となる場合があります。

固定電話がなくても開設可能

住信SBIネット銀行の法人口座は、固定電話がなくても開設できます。IP電話番号、携帯電話番号にも対応しており、起業したばかりで固定電話を用意していなくても問題ありません。

まとめ

住信SBIネット銀行の法人口座は、オンライン上で取引を行えるほか、審査不要のデビットカードを提供しており、業務効率を向上できます。利用実績に応じて、取引手数料が最大20回無料になる優遇サービスもあり、経費を抑えたい起業家にもおすすめです。ただし、インターネット専業銀行であることから、窓口での問い合わせを行えない点に注意しましょう。

創業手帳冊子版では、創業したばかりの企業に役立つ情報をご紹介しています。無料で配布しておりますので、Web版と合わせてご活用ください。

関連記事
起業後にネット銀行で法人口座を開設するメリットとは?ネット銀行の特徴と口座開設の手順
経営者はどうやって法人口座を選んでいるのか? 405人の起業家に聞いてみた

創業手帳
この記事に関連するタグ
創業時に役立つサービス特集
このカテゴリーでみんなが読んでいる記事
カテゴリーから記事を探す
今すぐ
申し込む
【無料】