オンデマンドを大検証!ビジネスにも有効なオンデマンドの魅力とは

創業手帳

オンデマンドとはどんなサービスか?動画配信だけではないオンデマンドの種類とサービスを紹介

オンデマンドとはどんなサービスか?動画配信だけではないオンデマンドの種類とサービスを紹介
近年増えているビジネスモデルであり、動画配信でメジャーとなったのが、オンデマンドです。
オンデマンドのサービス内容は動画だけに留まらず、様々なジャンルで展開が開始されています。
利用する側も、オンデマンドサービスによって、時間に捉われない情報収集や学習などが可能となりました。
オンデマンドのサービス展開の内容や意味、サービスの種類を紹介しましょう。

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オンデマンドとは

オンデマンドとは
オンデマンドとは、英語で「On Demand」(需要に応じて)という意味を持つ言葉です。
近年増えているオンデマンドサービスはこうした英語の意味の通り、需要に応じて提供されるサービスですが、具体的にはどんな方法で提供され、どのように利用できるものなのでしょう。
オンデマンドサービスとは何か、基本を押さえます。

ユーザーの好きなタイミングで

オンデマンドサービスは、英語での意味と同じように、需要が発生した時にだけ情報が提供されるサービスです。
動画配信サービスや音楽配信サービスがメジャーですが、それは、動画や音楽の提供がオンデマンドサービスにマッチしているからかもしれません。

オンデマンドサービスは、決められたスケジュールで配信されるインターネット放送とも異なります。
ユーザーが好きなタイミングで好きなだけ動画や音楽を楽しみ、止めたり再開したりといったことも自由です。
ユーザーからの呼び出しがあった時だけ、サービスや商品を提供するサービス、と認識しておくと良いでしょう。

ストリーミング方式が基本

オンデマンドサービスは、パソコンやスマートフォンなど、端末にデータが残らないストリーミング方式が一般的です。
データを提供するサービスだけではありませんが、データを扱うサービスについて言えば、個々の端末にダウンロードするのは違うという考え方が主流となっています。

インターネットで使用できるオンデマンドサービスの多くは、端末をインターネットにつないでそれぞれのペースでサービスを利用する仕組みです。
使い終わった後は、そのままサービスのプラットフォームを離れるだけで終わります。
パソコンやスマートフォン、タブレットの中にデータを蓄積することがないため、容量を圧迫することなく楽しめるのも特徴といえるでしょう。

オンデマンドの意味

オンデマンドの意味
オンデマンドサービスの「オンデマンド」には、どんな意味が含まれているのでしょう。
オンデマンドは和製英語ではなく、「on‐demand」と書いて「オンデマンドの」という形容詞、ハイフンなしでは「要求に応じて」という副詞として使われています。
日本で使われることが多くなったオンデマンドの意味と類似したサービスをチェックしていきます。

オンデマンドの日本語訳

オンデマンドの英語の意味は「要求に応じて」という意味の副詞や形容詞ですが、日本国内では主に商品やサービスに対して使うことが主流です。
オンデマンドという手法を使った具体的なサービス内容としては、いろいろな訳し方、表現の仕方をしています。

日本でオンデマンドと関連する言葉としては「受注対応」「双方向通信」「要求対応型ニュース配信」「ツーウエー・コミュニケーション」があります。
利用者側の需要や要求に対応し、一方通行ではない通信、コミュニケーション、配信スタイルを意味する言葉です。
テレビで見られる従来型のサービスとは反して、双方向型コミュニケーションとなっていることが、こうした関連する言葉からも分かります。

オンデマンドの類語・似たサービス

オンデマンドサービスには、類語や似たようなサービスもあり、サービスによっては区別が付きにくいことがあります。
オンデマンドサービスに関心を持ったら、どれがオンデマンドサービスか、似たものとの違いも理解しておきましょう。

類義語としては『オンデマンドコマース(on demand commerce)』があります。
オンデマンドコマースとは、受注してから商品を仕入れたり製造したりする取引形態のことをいう言葉です。
オンデマンドコマースのサービスは徐々に浸透を始めており、ファッションアイテムやグッズ類などのデザイン販売が若い世代を中心に話題を集めています。
製造をオンデマンド化することで、人件費の削減や在庫リスクの回避にも効果が期待できます。

また、『e-ラーニング』『サブスクリプションサービス』は似たような利用方法・サービスを指す言葉です。

『e-ラーニング』は以前からあるサービス形式でしたが、オンデマンドサービスと同じようにインターネットを介し、ダウンロードせずに学習教材を使うことが多くなります。
オンデマンドサービスとの違いは、『e-ラーニング』のほうがサービス提供の方法のバリエーションが多い点です。
『e-ラーニング』では、オンデマンド配信での教材の提供の他、アンケートやディスカッション、テストなどの学習方法もありますし、ライブ授業もあります。

『サブスクリプションサービス』はオンデマンド配信で展開する内容もありますが、それ以外の利用方法も多いサービスです。
サブスクリプションサービスの最大の特徴は定額制であり、オンデマンドの最大の特徴である「需要に応じて」といった点を満たさないものも多くなっています。
また、サブスクリプションサービスは「定額制」が基本で、オンデマンドは「需要に応じて」が基本と、やや方向性が違うようです。

ただし、中には『サブスクリプション・ビデオ・オンデマンド』略してSVOD(エスブイオーディー)という二つの条件を満たすサービスもあります。
個々の需要に応じて好きなタイトルを観られるオンデマンドに定額制を用いた方法です。

オンデマンドの種類

オンデマンドの種類
話題のオンデマンドサービスにはいくつかの種類があります。
もっとも有名な動画配信以外にも現代社会の需要の流れを感じさせるサービスがあるので、詳しくチェックしてみましょう。オンデマンドサービスの代表的なジャンルを紹介します。

オンデマンド動画配信

オンデマンド動画配信は、ビデオオンデマンドで人気を博したオンデマンドサービスの花形といえるサービスでしょう。
動画の配信方法には、オンデマンド配信のほかにライブ配信があります。ライブ配信は、そのタイミングでのみ視聴者は動画を視聴することが可能な配信方法です。
一方オンデマンド配信の場合には、視聴者は自由にコンテンツを選び、自分の好きなタイミングで視聴することができます。

まるでインターネット上にあるビデオショップのようだと比喩されることもあります。
利用者はネットを介してサービスのプラットフォームへ行き、そこでビデオショップのように好きなタイトルを探せるためです。
動画の再生はワンクリックで行うことができ、再生や一時停止もできます。

オンデマンド配信によってこのように視聴のハードルが下がりましたが、配信者側もオンデマンド配信によって動画作成のハードルが下がりました。
ライブ配信は失敗が許されず導入が難しかった人もオンデマンド配信によって動画コンテンツ作りに前向きになれます。

オンデマンド出版

オンデマンド出版は、デジタルデータ化したコンテンツの中身を必要に応じて出力する方法です。
利用者の求めに応じて、必要な部数を必要なタイミングで印刷製本したり、データとしてメモリーカードに収めたりします。
また、インターネットを通じて利用者が自らの端末にダウンロードする方法も、オンデマンド出版の一種です。

データの形で入手する方法を電子書籍と呼びます。

オンデマンド授業

新型コロナウイルス感染対策のリモート授業、講義のオンライン化によって始まった授業形式の一つがオンデマンド授業です。
主に大学の講義で多く使われていますが、通信教育講座でもこの手法を使うことが増えています。

オンデマンド授業では、教員がインターネット上で資料や課題を配布し、講義ビデオを配信することもあります。
生徒は自分の好きなタイミングで受講でき、講義ビデオは復習のために繰り返し観ることができることも多いです。
ただし、その場での質問や発言はできず、緊張感やメリハリを持って受けにくいこともあります。

また、オンデマンド授業を配信するにあたっては、配信設備やシステムの構築が必要です。
受講を済ませた生徒の把握や課題の提出方法、質疑応答といったコミュニケーションの場の設定など、対面授業にはない不足、不満点を解消する工夫も欠かせません。

オンデマンド交通

オンデマンド交通は、オンデマンド式サービスをそのまま交通システムに取り入れた方法です。日本語では、需要応答型交通とも言えます。
オンデマンド型交通、デマンド交通、DRTと呼ばれることもあります。

オンデマンド交通は、利用者の予約や希望があった時に運用するもので、基本的には発着場所は自由に指定できますが、タクシーとは違って乗り合いが前提です。
乗り合いなので、タクシーより低価格で利用でき、頻繁に利用したい高齢者にも安心して使えます。

高齢化の進む地方自治体では、実際に導入されているケースもあります。路線バスの需要は減ったものの、高齢ドライバーによるリスクは気がかりなものです。
そこで、採算の合わない交通機関をオンデマンド交通として運用しています。

オススメのオンデマンド

オススメのオンデマンド
オンデマンドは、エンターテインメントとしても楽しめますし、ビジネスのヒントにもなります。
ここでは、おすすめのオンデマンドサービスを紹介します。興味を引くサービスがあったら、気軽な気分転換やスキルアップなどで取り入れてみてください。

動画配信『NHKオンデマンド』

『NHKオンデマンド』は、テレビ局であるNHKによる動画配信サービスです。NHKの番組をいつでもどこでも好きな時に視聴できます。
過去に見逃した番組や不朽の名作、これから登場する最新のドラマを楽しめます。

バラエティー番組やドラマだけでなく、ドキュメンタリー番組や教育番組など、幅広いジャンルを楽しめて、日々の情報収集にもおすすめです。
自分で録画をせずに、テレビ番組を自分のペースで観ていけます。料金は、月額990円の見放題パックがあります。

動画配信『U-NEXT』

『U-NEXT』は、映画やドラマ、アニメーションをはじめ、読み物である漫画も楽しめるサービスです。
『NHKオンデマンド』と比べると、テレビ番組というよりも映画作品といった、本来有料のコンテンツを楽しめるサービスとなっています。

『U-NEXT』は、すべて見放題のサービスではなく、一部は見放題、一部はレンタルで利用する仕組みです。
レンタル作品を視聴する時には、一律の月額料金に加えてレンタル料金(ポイント)を支払います。
月額料金は1990円(税抜)、無料トライアル期間もあるため、まずはお試しで利用するのがおすすめです。

Amazonプリント・オン・デマンド(POD)プログラム

Amazonプリント・オン・デマンド(POD)プログラムは、オンデマンド印刷技術によって生まれたAmazonのオンデマンド出版です。
プリント・オン・デマンド(POD)プログラムでは、注文が入り次第、書籍を1冊から印刷し、出荷します。
書籍の購入にも使えますが、自費出版にも活用可能です。これまでよりも低コストで、在庫を抱えずに販売できるため、書籍発行がより身近になりました。

オンデマンド授業『Newton e-Learning』

『Newton e-Learning』は、オンデマンド授業が受けられる英語のトレーニングサービスです。スマホからでも利用でき、毎日の学習の積み重ねがスムーズになります。
扱っているのは、TOEIC®テスト対策です。目指すスコア別に講座を選択し、1日20分のトレーニングを受け続けます。
『ニガテ抽出機能』によって自分の弱点を徹底的にトレーニングでき、効率的な学習が進められるでしょう。

オンデマンドまとめ

オンデマンドのサービスはビデオオンデマンドと呼ばれる動画配信サービスだけでなく、様々な分野で始まっています。
エンターテインメントでは動画のほかに書籍や電子書籍、学校での講義や通信教育でのオンデマンド授業も盛んです。
また、福祉サービスとしてのオンデマンド交通も徐々に浸透しています。

実際に利用できるサービスとしては、動画配信サービスや書籍のオンデマンド印刷があります。
また、学習システムでオンデマンドを取り入れているサービスもあるため必要に応じて使いこなしましょう。ビジネス利用としても活用の可能性もあります。

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(編集:創業手帳編集部)

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