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株式会社YUKARI 渡部久美子 | オーガナイザー(お食事会の幹事)向けのサービス「food back」で注目の企業


オーガナイザー(お食事会の幹事)向けのサービス「food back」で注目なのが渡部久美子さんが2020年に創業した株式会社YUKARIです。

友達と遊んだり、会社の人と交流する時、「一緒に食事を楽しむ」ことが多くあると思います。人と人とのコニュニケーションの中に、食は欠かせないものです。

食事会や飲み会を開催する時、「幹事」となった人がお店やメニューを決めたり、日時の調整や連絡、会費の管理など、様々な段取りに時間を費やすことになると思います。

特に会社の飲み会幹事などは、多くの人の調整やたくさんの段取りが必要となり、想像以上に大変な仕事となります。できれば幹事をやりたくないと思った経験もあるのではないでしょうか。

その幹事に対して「対価」が貰えるとしたら、幹事の仕事に対してもモチベーションが上がるのではないでしょうか。

株式会社YUKARIの「food back」を利用して食事会や飲み会を開催すると、オーガナイザー(幹事)は「プロモーション料金(広告費)」を得ることが出来ます。

飲食店側も、実際に来店に結びついた有機的なターゲットにお店を知ってもらい、集客することができるため、効果的な広告をすることが可能となります。

新型コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに飲食店の広告費のあり方が変わってきた昨今、飲食店とオーガナイザー(幹事)を効果的に結びつける「food back」が注目を集めています。

株式会社YUKARIの渡部久美子さんに、事業の特徴や今後の課題についてお話をお聞きしました。

・このプロダクトの特徴は何ですか?

food backというサービスの特徴は、オーガナイザー(お食事会の幹事)向けのサービスであることです。

・どういう方にこのサービスを使ってほしいですか?

会社や同僚、友達との場(お食事会や飲み会など)をプロデュースし、「お店の魅力と場の魅力をかけ算した価値」を提供している方に使っていただきたいです。

・このサービスの解決する社会課題はなんですか?

本サービスで解決する社会課題は、2つです。

1つ目は、食産業の支援。そして2つ目は、働き方の拡張です。

『食産業の支援』については、新型コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに飲食店の広告費のあり方が変わりました。

「本当に効果のある、意味のある、継続する集客」が重要になってきました。実際に来客していること、人と人が繋がっている有機的なターゲットにお店を知ってもらい集客することの重要性です。

さらに、その数が、1回や2回ではなく、お食事会という6~8回、10回というように数字が拡張していくこと。この事ができるのがfood backです。

『働き方の拡張』については、オーガナイザーは、お食事会のプロデュースを通じて、プロモーション料金(広告費)を得ます。

過去、年間100万以上のプロモーション料金を受け取り、仕事として真剣に取り組んでいらっしゃる方もいます。

終身雇用の崩壊、副業禁止の排除の世の中で、このサービスを利用して、働き方や生き方が拡張されていくことを応援しています。

・創業期に大変だったことは何でしょう?またどうやって乗り越えましたか?

創業1年目に、新型コロナウィルス感染症拡大による経営難にぶつかりました。

同時に、プライベートでは、第三子を出産した直後でしたので、ダブルパンチ。

ただ凹んでいても仕方がないので、あらゆる方面からのリスクヘッジ、資金繰りの見直し、同業種・同業界の方へアポを取り意見交換、そして新規サービスの立案を繰り返し行っていきました。

繰り返し行うことで、同業種の方との出会いがあり、新規サービス(ECサービス)が誕生したり、既存サービスとの協業も決まったりすることで、乗り越えることができました。

・どういう会社、サービスに今後していきたいですか?

food backでは、2020年に「信用の見える化」と題して、オーガナイザーの評価を飲食店向けに公開するサービスをリリースしました。

これまで、お客様が飲食店を評価し、点数付けすることはありましたが、飲食店がお客様を評価するサービスは存在しませんでした。結果、お客様は飲食店を選ぶが、飲食店はお客様を選べないといった形が従来の形でした。

私はこれをフェアな状態にするために、このサービスをリリースしました。

このサービスによって、オーガナイザーは、自分がプロデュースしたお食事会の回数や実績が可視化され、さらに飲食店からの評価も数字で表せるようになりました。

私はこの数字を、オーガナイザーがご自身をPRする素材に使っていけるのではないかと考えています。

飲食店のPRでだけでなく、企画立案からアフターフォローまでを完璧に行い、数字を見たら実績がわかる、プロデュース力は、これからの時代に必要とされる「人間力」です。

この「人間力」を、さらに多くの業界・業種に活かしていくサービスにしていきたいと考えています。

・今の課題はなんですか?

コロナですね笑
というのは冗談で、どんな状況が起きても、経営が加速し、拡張し、社会のお役に立っていること。このことだけを考えて、今後も邁進して参ります。

・読者にメッセージをお願いします。

私がいつも、スタッフにお伝えすることです。

インタビューを受けさせていただく際、必ずと言って良いほど、「初めた理由、きっかけ」を聞かれます。

きっとそれは、足を一歩踏み出すことの価値であり、意外と身近に、そして誰しもできる「はじめの一歩」であるからだと思います。

私は、特に才能はありません。
優れた技術も持っていません。
敢えて言うなら、人と交わるのが好きなくらいです。

そんな私がスタートを切れたのは、「踏み出した」だけの差です。

「創業」は簡単です。
そして、創業からの物語が、喜びであり、挑戦であり、幸福だと思っております。

会社名 株式会社YUKARI
代表者名 渡部久美子
創業年 2020年
住所 〒106-0032 東京都港区六本木四丁目5番11号
サービス名 食産業支援サービスfood back、オウンドメディアUTAGE
事業内容 「食」と「人、モノ、コト」をつなぐことをテーマに事業展開しております。
food backはお食事会の幹事をされる方へ向けて飲食店にとっては新しい広告の形をご提案しています。
UTAGEは「食」に関する画一化された情報ではなく「食」に関わる複数の切り口で情報を発信メディアです。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ UTAGE フードバック 広告事業 株式会社YUKARI 渡部久美子 食産業支援 飲食店支援
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