Fintech×ecoの領収書クラウド「レシる」がスタート:安楽代表が創業手帳にコメント

プロダクトイメージ‗レシる株式会社

Fintech×ecoの注目スタートアップが本日スタート。
本日、領収書データ管理・授受プラットホーム「レシる株式会社」が設立されます。
前職の経理業務の経験から、このサービスを思いついたという現場のニーズから生まれたフィンテックの注目のサービスです。
レシる株式会社代表・安楽繁生様から、創業手帳にコメントを頂きました!

創業手帳と関わったきっかけを教えて下さい。
創業手帳というメディアの存在をwebで知っておりましたが、先日の創業手帳とあずさ監査法人のセミナーに参加させて頂きました。
このセミナーで、創業期には知っておいた方が良いお金の話や、PRに関して創業手帳の大久保様やあずさ監査法人の方から多くの知見を伺うことができ、これから起業する身としては大変ためになるお時間をいただけました。

創業のきっかけを教えて下さい。
前職で経理業務を行っていた際に、「領収書を糊付けし、担当の税理士へ送付、帳簿付けが終わり返却された領収書をファイルにいれて、保管するスペースを確保する」という、領収書に関わる一連の業務が大変負担で苦手でした。

「領収書が電子的に発行されて受け取れれば、すごく便利だ!」と思い、既に提供している企業がないか探したのですが、見当たらかったので、自分で提供しようと思い立ちました。

御社のサービスの強みはどんなところですか?
当社が提供するWebサービスで、アカウントを作成していただくと、領収書を発行する側も、受領する側も共通のプラットフォーム上で、領収書の授受が可能です。

当社は、領収書の授受を行うためのハブとしての役割を担います。ユーザー様が既に自社で利用している領収書関連サービス(会計ソフトやバックオフィスサービス)に当社のサービスを組み込んで利用していただけるサービス設計になっております。そのため、ユーザー様も既存の領収書関連サービスの双方の利便性の向上が果たせるサービスとなります。

また、受領側のユーザー様は、領収書を人の手を介さずにデータとして管理、保管が可能となるため、紙の領収書を電子化する場合より、領収書が改ざんされるリスクが少なく、領収書をPDF化する手間さえもありません。

一番大変だったことと、どう乗り越えたかを教えてください。
現在、私たちのアイデアを具体化するために、プロトタイプを作成しており、おそらくこれから多くの困難にぶつかるかと思います。ただ、一緒に会社の設立に協力してくれる信頼できる仲間がいるので、どんな困難もきっと乗り越えていけると思っています。

人材採用やPRで工夫した点を教えてください。
BtoB向けのプロダクトを一緒に開発していただけるエンジニアを絶賛募集中です。

今後の展望を教えてください。
現在、領収書の多くが、POSレジから発行されています。既存のPOSレジからでも電子領収書を発行できる外部APIを提供し、より多くの企業様が既存のシステムから電子領収書を発行できるような仕組みを提供する予定です。
また、電子領収書を受け取った側にも、既存の各社の会計ソフトや経費精算ソフトと連動可能なAPIを提供していく予定です。

読者の創業者、創業関係者に向けて一言お願いします。
右も左もわからない若輩者ですが、創業手帳と皆様からのアドバイスを携えて、精一杯頑張っていきます。
もし当社にご興味をお持ちいただきましたら、ぜひご連絡ください。

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取材協力:レシる株式会社 代表安楽繁生
連絡先はこちら>>s.anraku@recielu.com

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