注目のスタートアップ

株式会社Medifellow 丹羽崇|高度専門オンライン医療相談サービスの事業展開が注目の企業

高度専門オンライン医療相談の事業展開で注目なのが丹羽崇さんが2019年に創業した株式会社Medifellowです。
現在ではグローバル化が進み、企業が海外に社員を派遣したり、個人でも海外に移住・長期滞在したりする時代になりました。
そうした中において、各国ごとに異なる健康問題や医療問題に直面し、悩みを抱える企業や個人も増えてきています。
ただでさえ難しく聞きなれない専門用語が飛び交う医療現場、海外での受診となればなおのこと不安や疑問が付きまといます。
そんな問題を解決に導くサービスが、今注目を集めています。

株式会社Medifellowの高度専門オンライン医療相談”Doctorfellow”事業の特徴は、
・世界中どこにいても各国のタイムゾーンに対応が可能
・PCやスマートフォンからオンラインで簡単・簡潔にサービス提供が可能
・日本人医師が対応するので言葉の壁、文化の壁、医療の質をクリアすることが可能
・海外や各診療科のスペシャリストである日本人医師が対応するため高いクオリティを担保することが可能
という点です。

株式会社Medifellowの丹羽崇さんに、事業の特徴や今後の課題についてお話をお聞きしました。

・このプロダクトの特徴は何ですか?

世界中どこにいても、日本人の専門医がオンラインで高度専門的な内容まで、全診療科の医療相談に対応できることです。オンライン医療相談、メンタルヘルスケア、セカンドオピニオンを通して、海外現地で病気を発症して医療機関にかかる前からその後までトータルに不安解消をサポートします。

・どういう方にこのサービスを使ってほしいですか?

海外に住み医療やメンタル面での不安を感じている日本人の方々や海外駐在員がいる企業様人事総務部にて利活用頂ければと思います。

・このサービスの解決する社会課題はなんですか?

国内と異なり、言語の問題や医療費の問題、医療のレベルの問題などがあり海外で病気にかかった際により不安になりがちです。これらに対して日本人専門医が日本語で対応することで、海外在留邦人の医療不安の解消をサポートしています。また、医療相談を利用することで、適切な受診行動や病気の診断、治療方針選択をサポートし医療や医療費の適正化に寄与することを目指しています。

・創業期に大変だったことは何でしょう?またどうやって乗り越えましたか?

創業期も今も課題はたくさんありますが、対策が取れるか取れないか、取りやすいか取りにくいか、優先順位を整理して、粛々と解決するための策をたくさん数打つと大変よりも集中の感覚が研ぎ澄まされると思います。また、最悪の状況をリスクヘッジ(対策を決めておいて)して最高の未来を想像する、がモットーなのですが、その考え方で大変さは一定軽減されると思います。

・どういう会社、サービスに今後していきたいですか?

【世界中どこにていも大丈夫。】をモットーに運営しており、海外在留邦人の方が世界中どこにいてもこれがあるから安心と思ってもらえるようなサービスを、しっかりと利用者様に価値提供できるようなサービスを目指しています。

・今の課題はなんですか?

必要な人に必要なタイミングで弊社を認知してもらうためにどのような方法が適切か、また、利用者様にどのように価値提供していくかは永遠の課題であると考えています。

・読者にメッセージをお願いします。

一口に起業・創業と言いましても、色々なバックグラウンド、価値観で創業されていると思いますので、正解・成功の定義は人の数だけあると思います。
各々の価値観、やりたいことに素直に前向きな未来を思い浮かべながらも、足元は戦略的に粛々と活動し、会社も自身も着実に成長させていきましょう。

会社名 株式会社Medifellow
代表者名 丹羽崇
創業年 2019年1月11日
事業内容 高度専門オンライン医療相談”Doctorfellow”の運営/その他、医療コンサルティング事業
サービス名 高度専門オンライン医療相談”Doctorfellow”
資本金 200万円
従業員数 4名
所在地 〒107-0052東京都港区赤坂2-10-2 吉川ビル2階
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Medifellow オンライン セカンドオピニオン ヘルステック メンタルヘルスケア 丹羽崇 医療相談 海外 海外駐在
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事

この記事を読んでいる方に編集部からおすすめ

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

オンラインスペース「corom」提供の「workeasy」が5,000万円調達
2021年12月15日、workeasy株式会社は、5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 コミュニティアプリ「corom(旧workle)」を開発・提供しています。 気軽に音声でのコ…
オンラインカウンセリングサービス「Kimochi」を開発する「remental」が資金調達
2022年10月11日、株式会社rementalは、資金調達を実施したことを発表しました。 rementalは、オンラインカウンセリングサービス「Kimochi」を開発しています。 悩み・日時・価格か…
小売店・ブランド向けBtoBオンラインマーケットプレイスを提供する「homula」が資金調達
2022年12月28日、株式会社homulaは、資金調達を実施したことを発表しました。 homulaは、小売店・ブランド向けBtoBオンラインマーケットプレイス「homula」を提供しています。 初回…
企業間海外決済プラットフォームを展開する「RemitAid」が6,000万円調達
2022年9月13日、株式会社RemitAidは、6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 RemitAidは、法人用クレジットカードを用いた国際決済プラットフォーム「RemitAid」…
海外企業の日本進出を支援する「Makuake Global Plan」が正式リリース
2019年7月29日、株式会社マクアケは、「Makuake Global Plan」の提供を正式に開始したことを発表しました。 「Makuake Global Plan」は、海外企業の日本進出を支援す…

大久保の視点

明治大学でビジコン開催!優勝は明治大学文学部1年の大神千朋さん・多様性支援のDelquiデルクイ
2023年3月15日(水)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第1回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われた。 明治大学の各学部…
(2023/3/15)
「物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策」
2022年10月28日、「物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策」が閣議決定されました。 原材料価格の上昇や円安の影響などにより、エネルギー・食料品な…
(2022/11/4)
大手がスタートアップ買収で25%減税!創業手帳が背景を解説
大企業によるスタートアップ(新興企業)買収の際の法人税が軽減される方向で検討されている。既に、オープンイノベーション税制と言って買収ではなく、出資(増資)の…
(2022/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集