月間2億PVの匿名質問サービス「Peing – 質問箱」を「ヒカカク!」のジラフが買収

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買取価格比較サイト「ヒカカク!」を運営する株式会社ジラフは21日、匿名質問サービス「Peing – 質問箱」の買収に関し、開発者であり運営者でもあるせせり氏と事業譲渡契約を締結したことを発表しました(譲渡金額は非公表)。

「Peing – 質問箱」はTwitterユーザーが匿名で質問を受け付けられるサービス。
運営者であるせせり氏がわずか6時間で完成させたもので、2017年11月のリリース当初から1日あたりのPV数は800万を突破。リリースからわずか1か月の間で2億PVを達成した急成長中の巨大サービスです。

運営者の「せせり氏」は「Peing – 質問箱」の既存の開発体制の限界を感じており、ジラフにサービスを移管し開発を進めていくことがサービスの成長にとって最適であるとの判断から、今回の事業譲渡に至ったとのことです。

今後は「株式会社ポケラボ」の創業者であり、株式会社ジラフ執行役員の佐々木俊介氏が事業責任者に就任し、本サービスを拡大していく方針。
なお、せせり氏は今後、株式会社ジラフのアドバイザーとして参画することが決定しています。

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