【高橋俊介CEOコメント】カンタンにコミュニティを構築できる!?『Community Base(コミュニティーベース)』開始”良い人・情報が集まる仕組みで世界を変えたい”

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『Community Base(コミュニティーベース)』とは、自社だけのオリジナルコミュニティサイトを低価格・短時間で構築するサービスです。
すでに形になっているシステムをもとに開発していくので、細かな打ち合わせが必要なく、導入までスムーズに進められるのが魅力です。コミュニティ構築のCMSとも言えるような画期的なサービスです。
今回は、なぜサービスを立ち上げたのかと会社設立への道のりを、創業者の株式会社coco代表 高橋俊介氏よりお話を伺いました。

-どんなサービスですか?

コミュニティ型のサイトを低価格、短期間にて構築できるサービスです。
例えば、Q&Aのような使い方もできます。あるサービスの使い方をメンバーが教えあうとか、今、すでに使われていますがタレントとやり取りできるサービスなど、いろいろな使い方ができます。

コミュニティベースで実際に構築して運用されているサイト。タレントに質問できるサービスで人気です。こういったサイトを簡単に構築できます。

すでにある程度パッケージ化されたシステムをベースに開発するため、細かいディレクションやゼロからの開発をする必要がなく、スピーディーに導入まで進められます。

また、LINE@との連携により、一般ユーザーの方もスムーズに使えるような仕様になっています。

カンタンにコミュニティを構築できることにより良い人、良い情報が集まる仕組みが作れるんです。
このサービスはマーケティングやコミュニティの在り方の世界を変えるような革新的なサービスではないかと思っています。


-このサービスをなぜ作ったのですか?

いい質問ですね。
理由は2つあります。
1つ目が、お金を直接広告に使わないwebマーケティング手段を作りたかった、ということ。
広告をみんな見たいわけではないでしょう?つまり良い情報が集まる仕組みを作れば、そこの情報が集まり人が集まりますよね。そういう仕組みを作りたいと思ったのです。

2つ目が、オウンドメディアやSNSによる集客は効率が悪いのではないかと思ったこと、です。
それであれば、システムを作ってしまったほうがよほど良いのではないでしょうか。
オウンドメディアやSNSのマーケティングは流行っていますが、我々のサービスは、自然にコンテンツが集まるので、現状のやり方よりも効率が良い仕組みを提供できるわけです。

既存の集客や広告を革新するわけですね?

一般的に、広告を喜んで見る、ということはあまり無いと思います。
たまに面白いテレビCMなどはありますが、それでも広告をわざわざ好んで見に行く人は殆どいません。

にも関わらず、未だに多くのマーケティング予算が広告に割かれているように思います。
私はその原因を「お金の投下先が他にあまりないから」であると考えています。

勿論、あまりない、とは言いつつも、広告以外のweb集客手段はいくつか有ります。
例えばオウンドメディアを構築し、SNSでの拡散や検索での流入を狙うもの、他にもSNSや口コミを増やす、といった方法があります。

しかし、今や露骨なSEO対策は逆効果になってしまうし、SNSでの口コミは、こちらでコントロールすることが非常に難しいです。また、SNSによる「バズ」は瞬間最大風速は高かったとしても、継続的な集客効果はあまり高くは見込めません。

そこで、弊社ではそれらとは異なるより効率的な手段として、「コミュニティサイトを構築し、”顧客が顧客を呼ぶような仕組み”を誰でも作れる」サービスを立ち上げました。

-起業して大変だったことは?

最初研究者になろうと思って、慶応の理工学部に行ったんですが、ベンチャーのインターンや学生団体の活動をしていくうちに、起業やベンチャーというものに、どっぷりはまっていきました。

どうしても自分の中で、実現したかったアイディアがあったことがあり、学生の時に会社を作りました。今26歳なんですが、当時22歳でした。

リリースしたWEBサイトが話題になったりして自分の中での手ごたえはありましたが、アイディアの実現は、なかなか大変でした。
でも、当初のアイディアからは何回かピボットしたわけですが、その中で、より自分の強みややりたいことが見えてきて、このプロダクトのリリースをすることになりました。

小資本、しかも特殊な技術などの強みもない状況での起業は、何をするにも制約が多く、自由があるように見えて、実は道は非常に限られています。

やりたいことがあって起業したはずなのに、いざ現実に起業してみると、数少ない「できること」の中から選択を迫られることが多く、その矛盾にも近い現象に慣れるまで自身の中で葛藤が続き、大変でした。

段階を踏んでやりたいことを実現していくのが重要なのではないでしょうか。

-今後の計画は?

現在受託開発のような形式で提供しているサービスを、クラウド上で提供できるようにしていきます。

また、ユーザーが少ないうちは無料で利用できるようにし、「良いコミュニティを持っているけど、資金が少ない」人でも使えるようにしていきたいです。

-好きな言葉、本などがあれば教えてください。

「ハッカーと画家」という、アメリカの著名な投資家が書いた書籍の中に、

”水の中にいる時に、どうやったら波を見ることができるだろう。常に問い続けることだ。それが唯一の防御だ。口にできないことは何だ?そしてなぜだ?”

というフレーズがあります。

「見えていることだけが真実ではない。見えない真実を探すには、常に自分で手探りで探し、考え続ける必要がある」
ということだと思っています。

より優れた事業を作るためには、多くの人が気づかない真実を見つけ出す必要があると考えています。

-サービス作りで大切なことは?
「具体的な一人」を思い浮かべ、その人のためにサービスを作ることだと思います。

大きいサービスを作ろうとすると、ついつい万人受けを目指してしまいます。

しかし、「万人」とは「具体的な一人」の集合ですし、「実態のない万人」より「具体的な一人」を思い浮かべるほうが遥かに簡単だからです。

-起業家へのメッセージをお願いします!

良いサービスの周りには必ず良いコミュニティができます。
是非、弊社サービスを導入し、効率的なマーケティングを行いましょう。

コミュニティベース公式サイト
http://communbase.com/

(聞き手:創業手帳編集部)

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
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