注目のスタートアップ

警備業界向けDXプラットフォーム「KUMOCAN」を提供する「straya」が資金調達

company

2025年9月10日、株式会社strayaは、資金調達を発表しました。

今回の資金調達により、累計調達額は1億円となりました。

strayaは、警備業界向けDXプラットフォーム「KUMOCAN(くもかん)」を提供しています。

警備業界に特化したクラウド型管制業務支援システムです。出退勤、配置、勤務実績、請求、給与といったコア業務を一元管理し、業務効率化を実現します。

今回調達した資金は、プロダクト開発・営業・カスタマーサクセス体制の強化、採用活動に活用します。


警備サービスは、工事現場やオフィスビル、商業施設、イベント会場など、多様な現場を支える不可欠な存在です。2022年の市場規模は約3.4兆円と堅調に推移する一方で、人手不足が深刻化し、需要を十分に満たせないという課題を抱えています。

とくに警備業界で働く人の平均年齢は他業界と比較しても高く、若年層の確保が喫緊の課題となっています。若年層が少ない理由としては、労働環境や待遇の問題が挙げられます。そのため、より多くの求職者が警備業界に興味を持てるよう、給与の引き上げや休憩時間の確保、働き方の柔軟性向上など、労働環境や待遇の改善が求められています。

このような背景のもと、strayaは警備業界向けDXプラットフォーム「KUMOCAN」を提供しています。警備会社のバックオフィス業務をデジタル化・業務効率化するだけでなく、従来属人的となっていた配置やケアといったマネジメント業務をデータドリブンなものへと変革し、離職防止や生産性向上につながる環境の構築に貢献しています。

企業・事業の成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB DX KUMOCAN straya くもかん クラウド バックオフィス プラットフォーム 一元化 一元管理 株式会社 業務効率化 業務支援システム 警備 警備業界 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

末梢性神経障害性疼痛を対象した治療薬を開発する「AlphaNavi Pharma」が6.1億円調達
2023年3月1日、AlphaNavi Pharma株式会社は、総額約6億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 AlphaNavi Pharmaは、治療抵抗性の疼痛疾患に対する非オピ…
2社間ファクタリングサービス提供の「Dual Life Partners」が3社間ファクタリングサービス「Regu-pay」と業務提携
2021年6月18日、Dual Life Partners株式会社は、株式会社レグペイが提供する「Regu-pay(レグペイ)」との業務提携契約を締結したことを発表しました。 Dual Life Pa…
AIカフェ・ロボット「root C」開発の「New Innovations」が1.7億円調達
2020年6月24日、株式会社New Innovationsは、総額1億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 AIカフェ・ロボット「root C(ルートシー)」を開発しています。 A…
公共政策情報分析プラットフォームを提供する「LobbyAI」が4000万円調達
2025年3月13日、LobbyAI株式会社は、総額4000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 LobbyAIは、生成AIを活用した公共情報分析プラットフォームを開発しています。 自治体・政…
オンデマンド型シャトル・サービス「スマートシャトル」提供の「NearMe」が5億円調達
2020年10月8日、株式会社NearMeは、総額約5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 オンデマンド型シャトル・サービス「スマートシャトル」とその空港版「nearMe.Airport(ニア…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集