注目のスタートアップ

IT/DXプロジェクトの成功を支援するAI SaaSツール「SolvifAI」を提供する「ソルビファイ」が1.7億円調達

company

2025年7月11日、ソルビファイ株式会社は、総額1億7000万円の資金調達を発表しました。

ソルビファイは、IT/DXプロジェクトの成功を支援するAI SaaSツール「SolvifAI」を提供しています。

独自のAI技術を活用し、ソフトウェアやハードウェアの企画書、RFP、要件定義書等の成果物を自動生成し、プロジェクト管理業務までを自動化するSaaSです。

今回調達した資金は、AI適用領域の拡充、体制強化に活用します。


DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、単なるデジタル化ではなく、テクノロジーを活用して企業のビジネスモデルや組織文化を革新し、新たな価値を創出することを指します。

その重要性は、国内外で加速する市場の変化に企業が対応するために不可欠な要素として、ますます明確になっています。少子高齢化、グローバル競争、サステナビリティへの対応など複合的な課題の中で、迅速な意思決定と柔軟な業務運営を実現できるかが企業の存続を左右します。

日本においても、経済産業省による「DX推進指標」や関連支援制度が整備され、各業界でプロジェクトが始動しています。しかし、推進状況にはばらつきがあり、大企業を中心とした取り組みが進む一方、中小企業では人材・資金の制約から取り組みが停滞しているケースも少なくありません。

企業がDX推進で直面しやすい課題として、部門間の連携不足、レガシーシステムとの整合性、そして従業員の意識改革が挙げられます。これらはIT導入以前に解決すべき根本的な問題であり、プロジェクト全体の停滞を引き起こす要因となります。

この課題を解決するため、ソルビファイは、AI SaaSツール「SolvifAI」を提供しています。このツールは業務データの可視化やプロセスの自動化を支援し、部門横断的な連携と迅速な意思決定を可能にします。また、利用者の習熟度に応じたUI設計により、現場の心理的な抵抗感を抑え、DXへの理解と浸透を後押しします。SolvifAIは、導入の初期段階から定着・発展フェーズまでを包括的に支援する存在として、企業変革を支える力強いパートナーとなっています。

デジタル化・DXは企業の成長のために重要な取り組みです。創業期はなにもない状態からはじまるため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備について詳しく解説しています。

また、システム整備のためには資金調達も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI BtoB DX IT RFP SaaS SolvifAI ソルビファイ プロジェクト プロジェクト管理 企画書 支援 株式会社 自動化 自動生成 要件定義 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

ローカル・ビジネス向け顧客獲得支援の「Zehitomo」が8.2億円調達
株式会社Zehitomoは、総額8億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 仕事を依頼したい人と、専門職のフリーランスや中小企業をつなげる顧客獲得プラットフォーム「Zehitomo(ゼ…
血管を可視化できる光超音波3Dイメージング装置を開発・販売する「Luxonus」が2.3億円調達
2023年7月31日、株式会社Luxonusは、総額2億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Luxonusは、無被曝かつ造影剤を用いることなく血管を可視化する独自の光超音波3Dイメ…
「シニフィアン」が200億円規模の新ファンドを組成
2019年6月26日、シニフィアン株式会社は、総額200億円のファンド「THE FUND」を設立したことを発表しました。 上場前段階に差し掛かる、レイター・ステージのスタートアップを主な支援対象とした…
オンラインファクタリングサービス「ペイトナー ファクタリング」などを提供する「ペイトナー」が19億円調達
2022年12月15日、ペイトナー株式会社は、総額約19億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ペイトナーは、請求書の回収・電子化・振込を自動化する「ペイトナー 請求書」や、フリーランス・個人事…
アウトバウンドによる新規リード獲得「makibisi」提供の「Rockets」が1億円調達
2020年3月2日、株式会社Rocketsは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 アウトバウンドによる新規リード獲得を支援するサービス「makibisi」を開発・提供しています。 ター…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集