注目のスタートアップ

インタレストコマース事業や生成AIデジタルヒューマンを手がける「ULTRA SOCIAL」が2.5億円調達

company

2025年6月6日、ULTRA SOCIAL株式会社は、2億5000万円の資金調達を発表しました。

ULTRA SOCIALは、インタレストコマース事業や、クリエイタープロダクション「Cue’s」の運営、生成AIデジタルヒューマン「Spaike」を展開しています。

インタレストコマース事業では、TikTok EC購買につなげるためのインタレストコマースソリューションを提供しています。TikTok Shopの運営、公式アカウントの運用、クリエイターのアサイン、広告運用を通じTikTokマーケティングを支援しています。

「Spaike」は、リアルな対話体験と高度なパーソナライズを実現し、ブランドの価値を向上させるAIパートナーとして機能する生成AIデジタルヒューマンです。カスタマーサポートAI、デジタルコンシェルジュ、バーチャルインフルエンサー、教育・研修アシスタントなど、さまざまなビジネスシーンで活用可能です。


デジタルヒューマン(バーチャルヒューマン)とは、フォトリアルな3DCGや生成AIなどの技術を活用して作られた、人間に極めて近い外見やふるまいをもつデジタルキャラクターのことを指します。人工知能、音声合成、動画生成、音声・画像認識、自然言語処理といった複数の先端技術を組み合わせることで、人間のように自然な言動を可能にし、さまざまな分野で人間の役割を代替する存在として注目されています。

たとえば、エンターテインメントや広告の分野ではモデルや俳優の代役として、また小売やECの分野では接客スタッフとしての活用が期待されています。デジタルヒューマンを導入することで、人件費の削減、心理的負荷の大きい業務の代替、企業イメージに合った理想的なキャラクターの起用、人間関係によるトラブルの回避といったメリットが見込まれます。

近年は、デジタルマーケティングの領域において動画やライブ配信を活用したプロモーションが大きな注目を集めています。とくにEC分野では、インフルエンサーを起用したマーケティングが高い効果を上げており、その延長線上でデジタルヒューマンの活用が進んでいます。

企業・事業の大きな成長には戦略的な資金調達や提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB Cue's EC SNS Spaike TikTok インタレストコマース クリエイター ソーシャルマーケティング ソリューション デジタル デジタルヒューマン デジタルマーケティング バーチャルヒューマン ブランド プロダクション マーケティング マーケティング支援 ライブコマース ライブ配信 動画 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
【初心者向け】事業計画書の書き方18ステップ|起業・融資対応テンプレート付
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

細胞培養スタートアップの「インテグリカルチャー」が8億円調達
2020年5月25日、インテグリカルチャー株式会社は、総額8億円の資金調達を実施したことを発表しました 独自開発の低コスト細胞培養技術「CulNet System」を用いた様々な事業展開を推進していま…
オンラインアシスタントサービス「フジ子さん」を運営する「フジア」が3.35億円調達
2022年8月2日、フジア株式会社は、総額3億3,500万円の資金調達を実施しました。 フジアは、オンラインアシスタントサービス「フジ子さん」を運営しています。 企業のバックオフィス業務を、必要なとき…
点検DXロボットやロボットの統合管理プラットフォームを手掛ける「ugo」が資金調達 「安川電機」「川崎重工業」と協業
2022年10月28日、ugo株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 また、ロボットの統合管理プラットフォーム「ugo Platform」を、株式会社安川電機が開発する産業用ロボット「MO…
「福祉はぐくみ企業年金基金」を中心に企業年金制度の導入・設計をサポートする「ベター・プレイス」が2.3億円調達
2024年3月5日、株式会社ベター・プレイスは、総額2億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 この資金調達は、2023年6月に実施したシリーズBの延長ラウンドとして実施したものとなり…
位置情報ゲームアプリ『MASSIVE WORLD』を開発する「Super Massive Global」が7.5億円調達
2023年10月10日、Super Massive Global株式会社は、総額7億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Super Massive Globalは、位置情報ゲームア…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集