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2025年6月3日AIコンサルティング企業「FLUX」が44億円調達

2025年6月3日、株式会社FLUXは、総額44億円の資金調達を発表しました。
今回の資金調達により、累計調達額は100億円に達しています。
FLUXは、創業から大規模言語モデル・予測分析・自然言語処理といったAI技術の研究を進め、これらの技術をもとに、マーケティング支援サービス「FLUX AutoStream」や、AIコンサルティングサービス「FLUX Insight」、人材紹介サービスの「FLUX Agent」を展開しています。
AI時代における企業の戦略パートナーとして、AIトランスフォーメーションを推進するため、戦略実行から、実行・改善、人材採用・育成までワンストップで支援しています。
今回調達した資金は、採用の強化、AIプロダクトの開発、広告宣伝、オフィス移転に活用します。
DX(デジタルトランスフォーメーション)は、いまや国内企業にとって最重要課題のひとつとなっています。
経済産業省ではDXを「企業がビジネス環境の変化に対応し、データやデジタル技術を活用して顧客や社会のニーズに応え、製品・サービス・ビジネスモデルだけでなく、業務プロセスや組織文化そのものを変革し、競争力を確立すること」と定義しています。
このことからも、DXは単なる業務のデジタル化ではなく、企業全体の変革を通じて持続的な成長と競争優位性を実現するための戦略的な取り組みであることがわかります。
国際的にはDXの推進が加速しており、日本でもその遅れに対する危機感が強まっています。DXの実行が遅れることで、世界の市場で競争力を失うリスクがあるとされており、大企業を中心にその重要性が強く認識されています。
ただし、テクノロジーの進化は非常に速く、近年のAIなどの高度な技術は、経営層であってもその仕組みや活用法を十分に理解するのが難しくなってきています。とくにAIは、業務の効率化や新たな価値創出に大きな可能性を持つ一方で、専門知識や的確な判断が求められる分野です。
このような背景から、自社にとって最適なテクノロジーを見極め、効果的に導入するための支援が求められるようになってきました。その結果、テクノロジー活用に課題を感じる企業を支援するコンサルティング企業の存在感が増しており、そのニーズは今後ますます高まると見られています。
利益を最大化するためには、最適なソリューションを見つける必要があります。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらも参考にしてください。
また、システム整備のためには資金も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウも提供しています。
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