【東京都】「BCP実践促進助成金」【助成上限額1500万円】

subsidy

公益財団法人東京都中小企業振興公社「BCP実践促進助成金」のご案内です。

中小企業者等が、策定したBCPを実践するために必要となる基本的な物品・設備等の導入に要する経費の一部を助成することにより、BCPの実践(BCPの策定および対策用品の備蓄)を促進します。

また、災害等により基幹システムが損害を受ければ業務遂行に著しい障害となることから、BCPの補完として、防災力を強化するための基幹システムのクラウド化の費用の一部も助成します。

単独型

1事業者が単独で使用。

申請要件

・公社が実施するBCP策定支援事業による支援
・中小企業庁「事業継続力強化計画」の認定

助成率

中小企業者:1/2
小規模企業者:2/3以内

助成限度額

1500万円(申請下限額10万円)
(上限1500万円は基幹システムのクラウド化の助成上限額450万円を含みます)

連携型

複数事業者間で共用。

申請要件

中小企業庁「連携事業継続力強化計画」の認定(BCPの作成が必要)

助成率

中小企業者:1/2以内

助成限度額

1500万円(申請下限額10万円)
(上限1500万円は基幹システムのクラウド化の助成上限額450万円を含みます)

申請スケジュール(予定)

第1回:2025年5月14日(水)9:00~2025年5月20日(火)17:00
第2回:2025年9月10日(水)9:00~2025年9月17日(水)17:00
第3回:2026年1月7日(水)9:00~2026年1月14日(水)17:00


BCP(Business Continuity Planning:事業継続計画)とは、自然災害やテロ、システム障害などの非常事態に備え、被害を最小限に抑えながら重要な業務を継続し、早期の復旧を実現するための体制を構築する取り組みです。

近年では、気候変動による大型台風や豪雨などの自然災害に加え、デジタル化の進展にともなうサイバー攻撃のリスクも高まっており、企業はさまざまな脅威に直面しています。こうした背景から、BCPの整備は企業にとってより重要な課題となっています。

ただし、多くの中小企業にとってBCPの整備は利益に直結しにくいという理由から、優先度が下がり、対応が後回しにされがちです。このような課題に対応するには、国や自治体が提供する補助金や助成制度などを活用し、負担を抑えながら計画的にBCPの構築を進めていくことが求められます。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

カテゴリ 公募
関連タグ BCP 中小企業 備蓄 公益財団法人 助成金 基幹システム 実践 対策 小規模企業 東京都 東京都中小企業振興公社 災害 設備 防災
詳細はこちら

BCP実践促進助成金

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【東京都】「女性の活躍推進助成金(ジョカツ!)」
公益財団法人東京しごと財団は、「女性の活躍推進助成金(ジョカツ!)」の公募について発表しました。 女性の新規採用・職域拡大を目的として、女性が少ない職種等に積極的に女性を新規採用・配置する都内中小企業…
【8月21日】起業家むけ「気になるニュース」まとめ
8月21日のニュースの中から、起業家がチェックしておきたいニュースをまとめました。 経産省、中小企業後継者のサポート続々 経産省が中小の事業承継サポートを進めています。事業を承継する人が、本格的な承継…
2023年度「グッドカンパニー大賞」表彰企業が発表
公益社団法人中小企業研究センターは、第57回(2023年度)「グッドカンパニー大賞」の表彰企業を発表しました。 全国の中小企業の中から、 経済的、社会的にすぐれた成果をあげている企業を選び、「グッドカ…
7月20日は「中小企業の日」
2019年から、中小企業基本法の公布・施行日である7月20日を「中小企業の日」、7月の1カ月間を「中小企業魅力発信月間」としています。 中小企業・小規模事業者の存在意義や魅力などを国民に発信していくた…
【東京都】第2回「中小企業特別高圧電力・工業用LPガス価格高騰緊急対策事業支援金」
公益財団法人東京都中小企業振興公社は、第2回「中小企業特別高圧電力・工業用LPガス価格高騰緊急対策事業支援金」について発表しました。 特別高圧電力や工業用LPガスを使用する中小企業者等の負担軽減に向け…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集