注目のスタートアップ

歩行動画から運動機能を評価する診断支援システムを開発する「ayumo」が1億円調達

company

2025年4月15日、株式会社ayumoは、1億円の資金調達を発表しました。

ayumoは、歩行動画から運動機能を評価する診断支援システム(プログラム医療機器)や、運動機能の定量評価を通じた予防・回復期におけるウェルネスサービスなどを開発しています。

今回調達した資金は、プログラム医療機器の開発、薬事承認後の社会実装を見据えたビジネスモデル開発と検証、人材採用・体制強化に活用します。


運動器疾患の早期発見は、健康寿命を延ばすうえで重要です。

運動器とは、骨、関節、筋肉、神経など、体を支え動かすために必要な組織全体を指します。この運動器に異常が起こると、日常生活に支障が出たり、転倒や寝たきりにつながったりするおそれがあります。代表的な運動器疾患には、骨粗鬆症、変形性関節症、脊椎疾患、筋力低下を伴うサルコペニアなどがあります。

こうした疾患は、進行すると元の状態に戻すのが難しくなります。しかし、早期に発見して適切な治療やリハビリテーションを行えば、進行を防いだり、症状を軽く抑えたりすることが可能です。とくに、高齢化が進む現代社会では、運動器の機能低下が要介護状態の主な原因のひとつとなっており、早期対応の重要性が増しています。

このような背景のもと、ayumoは、独自の歩容認証技術により歩行動画から運動機能評価が可能なプログラム医療機器の開発などを進めています。

事業の成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ ayumo SaMD ウェルネス システム プログラム医療機器 動画 医療 支援 株式会社 機能 歩行 診断 診断支援 評価 資金調達 運動 運動機能
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

廃棄漁具のアップサイクルにより新たな製品を作る「amu」が7,500万円調達
2024年4月4日、amu株式会社は、総額7,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 amuは、漁業者の負担を軽減しながら、廃棄漁具が海に流出する前に回収し、再資源化することを目指していま…
新卒採用支援事業や島おこしインターンシップ「島キャン」を展開する「カケハシスカイソリューションズ」が資金調達
2022年7月1日、株式会社カケハシスカイソリューションズは、株式会社マイナビから、資金の追加調達を実施したことを発表しました。 カケハシスカイソリューションズは、新卒採用支援事業、中途採用支援事業、…
軽貨物と荷主のマッチング・プラットフォームなど運営の「CBcloud」が資金調達
2019年10月15日、株式会社CBcloudは、資金調達を実施したことを発表しました。 8月に行った、総額約12億3,900万円の資金調達に引き続き、JR東日本スタートアップ株式会社、BORベンチャ…
24時間型訪問介護業務支援SaaS「PORTALL」を提供する「スリーエス」が3.3億円調達
2023年12月5日、スリーエス株式会社は、総額約3億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 スリーエスは、24時間型訪問介護業務支援SaaS「PORTALL(ポータル)」の開発・提供…
iPS細胞を用いた心筋再生医療の事業化を目指す「Heartseed」が20億円調達
2023年5月25日、Heartseed株式会社は、総額20億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Heartseedは、iPS細胞を用いた心筋再生医療の事業化を目指すバイオベンチャーです。 心…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集