注目のスタートアップ

帰らない日は家賃がかからない住まいを手がける「Unito」が資金調達

company

2025年4月10日、株式会社Unitoは、資金調達を発表しました。

Unitoは、住んだ日数分だけの家賃システム「リレント」を起点に、帰らない日は家賃がかからない住まい「unito」や、最短即日入居できるお部屋探しプラットフォーム「unito」、不動産デベロッパーの民泊ブランド立ち上げ支援システム「unito OS」を手がけています。

2020年2月にサービスを開始した「unito」は、2025年4月時点で、会員数7.7万人、運営物件数113棟845室に達しています。

今回調達した資金は、運営物件数の拡大、M&Aによる事業拡大、事業拡大に伴う採用強化に活用します。


住まいは、人が日々の生活を送るうえで欠かせない存在です。その立地や設備、周辺環境などは、暮らしの質やライフスタイルに大きな影響を及ぼします。

ただし、住居は高額な買い物であり、多くの人にとっては一か所を生活拠点とするのが一般的です。そのため、理想とする暮らし方を選びにくかったり、ライフスタイルに制限がかかることもあります。

もし住まいをより柔軟に選び、必要に応じて変えることができれば、こうした制約から解放され、より自由な生き方が可能になるはずです。

Unitoは、独自の料金システム「リレント」を起点に、複数の事業を展開しています。

「リレント」は、入居者が外泊する日を申請(リレント)することで、申請した日数に応じて家賃が減額される独自の仕組みです。Unitoはリレントされた部屋をホテル・民泊として提供することで部屋の価値を最大化しています。これにより、入居者にはフレキシブルな暮らしを提供し、安定的な高稼働率による収益最大化を実現したレジデンス経営を行っています。

企業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Unito unito OS アパートメントホテル サービスアパートメント スタートアップ デジタルノマドビザ フレキシブルリビング ベンチャー ホテル リレント 二拠点生活 住まい 住居 採用 民泊 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ15選の制度
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

モビリティのシェアリングプラットフォーム「HELLO CYCLING」「HELLO MOBILITY」などを展開する「OpenStreet」が22億円調達
2023年3月10日、OpenStreet株式会社は、総額22億円の資金調達を実施したことを発表しました。 OpenStreetは、自転車のシェアリングプラットフォーム「HELLO CYCLING」、…
宿泊施設向け基幹システム「aiPass」運営の「クイッキン」が6,000万円調達
2021年1月29日、クイッキン株式会社は、総額6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 宿泊施設向けの非接触型のチェックイン機能をベースにした基幹システム「aiPass(アイパス)」を…
住宅確保困難者向け住居支援事業を展開する「Rennovater」が1.25億円調達
2022年6月24日、Rennovater株式会社は、総額1億2,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Rennovaterは、生活保護世帯などの住宅確保困難者に向けた住居支援事業を展開…
「villio」が1億円調達 1on1を通した人材育成SaaS「Talent Amp」を正式リリース
2023年3月22日、株式会社villioは、累計1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、1on1を通した人材育成SaaS「Talent Amp」を正式リリースしたことも併せて発表しまし…
2024年秋に大阪でライドシェアサービスの展開を目指す「newmo」が3億円調達
2024年5月8日、newmo株式会社は、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 この資金調達により、累計約20億円の調達となりました。 newmoは、ライドシェアサービスの実現のため、2…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集