【東京都】「クラウドファンディング活用助成金」「株式型クラウドファンディング助成金」

subsidy

令和7年度「クラウドファンディング活用助成金」と「株式型クラウドファンディング助成金」のご案内です。

クラウドファンディング活用助成金

購入・寄付型クラウドファンディングを活用する際に支払う利用手数料の一部を助成します。

支援対象企業

・東京都内に本店若しくは主たる事業所を置き、東京都内で事業を行う事業者であること(東京都内で事業を行う計画を有する創業希望者・事業者を含む)。
・中小企業基本法(昭和38年法律第154号)第2条に規定する中小企業者の範囲に合致していること(現在、事業を営んでおらず、新たに事業を開始しようとする具体的な計画がある者を含む)。
・大企業が実質的に経営を支配していないこと。 など

助成金額(1/2区分)

助成率:経費の1/2
助成限度額:80万円

以下のいずれかの条件に該当するプロジェクトを実施したものを支援。
・創業
・新製品・新サービス
・ソーシャル

助成金額(2/3区分)

助成率:経費の2/3
助成限度額:100万円

以下のいずれかの条件に該当するプロジェクトを実施したものを支援。
・ソーシャル(コロナ等)
・環境配慮
・デジタル活用
・事業再構築

株式型クラウドファンディング助成金

株式型クラウドファンディングを活用する際に支払う利用手数料の一部を助成します。

支援対象企業

・株式会社の方
・令和7年4月1日以降に、取扱ECF事業者のサイトで募集を開始し、プロジェクトを成功させた企業
・取扱ECF事業者に利用手数料を支払い、助成金の申請期限までに申請を終えた企業
・創業した日から10年未満である企業
・東京都内に本店若しくは主たる事業所を置き、東京都内で事業を行う企業

助成金額(1/2補助区分)

助成率:1/2
助成限度額:750万円

助成金額(2/3補助区分)

助成率:2/3
助成限度額:1000万円

プロジェクトページの内容が次に掲げる条件のいずれかに該当する場合
・HTT・ゼロエミッションの推進を目的とするもの
・デジタル技術を活用しDXの推進に繋がるもの


購入型クラウドファンディングとは、実現したいプロダクトやサービスの企画を公開し、それに共感した人々から資金を集めてプロジェクトを進め、その見返りとして完成したプロダクトやサービスを提供する仕組みです。

この形式のクラウドファンディングには、個人や小規模な企業でも資金を集めやすい、初期費用をかけずにプロジェクトを始められる、ニッチなアイデアでも共感を得られれば資金を調達できる、新たなプロダクトやアイデアのテストマーケティングの場として活用できる、といったメリットがあります。

とくに最近では消費者のニーズが多様化していることから、テストマーケティングを通じて実際にニーズがあるかを検証することは重要であり、その点に注力したクラウドファンディングプラットフォームも登場しています。

一方、寄付型クラウドファンディングは、支援者からの支援を寄付として受け取る形式のもので、基本的に支援者へのリターンはありません。主に被災地の支援や、社会課題の解決を目指す公益性の高いプロジェクトなどで活用されています。

株式(投資)型クラウドファンディングは、個人投資家とスタートアップをマッチングするサービスです。これによってスタートアップは不特定多数の投資家から資金を集めることができ、自由な経営を維持したまま事業を進めることができます。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

カテゴリ 公募
関連タグ クラウドファンディング 助成金 東京都 活用 補助金
詳細はこちら

クラウドファンディング活用助成金の概要

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【中小機構】「ものづくり補助金」の解説ページが公開
独立行政法人中小企業基盤整備機構は、ものづくり補助金を解説するページ「ものづくり補助金の担当者に聞きました」を公開しました。 「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(ものづくり補助金)」担当…
「中小企業等海外展開支援事業費補助金」(申請受付期間:11/18~12/3)
特許庁は「中小企業等海外展開支援事業費補助金」について発表しました。 海外への事業展開等を計画している中小企業等に対して、海外における発明、実用新案、意匠または商標の権利化のための出願(出願手続)、特…
「小規模事業者持続化補助金<災害支援枠:商工会議所地区分><災害支援枠:商工会地区分>」第5回公募
2024年8月19日、独立行政法人中小企業基盤整備機構は、「小規模事業者持続化補助金<災害支援枠:商工会議所地区分><災害支援枠:商工会地区分>」の第5回公募要領を公開しました。 災害支援枠:商工会議…
「中小企業省力化投資補助事業(一般型)」申請様式等が公開
2025年2月21日、「中小企業省力化投資補助事業(一般型)」の応募申請の事前準備、申請様式等の資料が公開されました。 中小企業等の売上拡大や生産性向上を後押しするため、人手不足に悩む中小企業等が、I…
令和5年度補正予算「災害時の強靭性向上に資する天然ガス利用設備導入支援事業費補助金」
一般社団法人都市ガス振興センターは、令和5年度補正予算「災害時の強靭性向上に資する天然ガス利用設備導入支援事業費補助金」について発表しました。 強靭性の高いガス導管で供給を受ける避難所等に、「停電対応…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集