注目のスタートアップ

製造業向け図面管理システム「ズメーン」を提供する「Fact Base」が14.5億円調達

company

2025年4月7日、株式会社Fact Baseは、総額14億5000万円の資金調達を発表しました。

Fact Baseは、製造業向け図面管理システム「ズメーン」を提供しています。

図面とあらゆるデータを紐づけて一元管理することで、図面管理の効率化、情報・ノウハウ共有、QCD改善、属人化の解消などを実現するシステムです。

今回調達した資金は、IPOに向けた組織基盤の強化、国内外拠点の増設、グローバル展開の推進、セールスを中心とした人材採用、プロダクトの継続的な開発・機能強化に活用します。


製造業のなかでも、中小企業は重要な役割を担っています。たとえば、大手製造業のサプライチェーンにおいて、町工場が不可欠な存在となっているケースはめずらしくありません。

しかしながら、そうした中小規模の製造業では、日々の業務に追われて時間が不足し、経営に関わる課題に手が回らないという実情があります。

経営課題を解決する手段としてデジタル化やDXによる業務の抜本的な効率化が期待されていますが、実際にはツールの習熟に時間を要し、かえって既存の業務に割く時間が減少したり、導入がうまくいかなかったりするリスクが高いため、時間に余裕のない事業者にとっては導入が難しいという課題があります。

つまり、現場に無理なく導入でき、現状の業務プロセスを大きく変えずに効率化を実現できる仕組みが必要とされています。

こうした背景のもと、Fact Baseは、図面管理を基盤としながら、さまざまな情報の一元的な管理と共有を可能にする図面管理システム「ズメーン」を提供しています。

デジタル化は、これまで非効率的だった業務を効率化してくれる可能性があります。企業の利益を最大化するために重要な取り組みであるため、もし非効率的な業務があるのならば、最適なソリューションを探すことが必要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらも参考にしてください。

また、システム投資においては資金調達の実施も必要となるでしょう。「資金調達手帳」では、資金調達ノウハウについても詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB クラウドサービス ズメーン ノウハウ ものづくり 一括管理 中小企業 共有 図面 小規模事業者 小規模企業 情報 株式会社 業務効率化 町工場 管理システム 製造業 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

購入型クラウドファンディングなどを展開する「CAMPFIRE」が10.6億円調達
2023年3月1日、株式会社CAMPFIREは、総額10億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 CAMPFIREは、購入型クラウドファンディング「CAMPFIRE」や、ソーシャルグッ…
【8/4締切】国内最大級のトレードショー「産業交流展2025」出展者募集中
「産業交流展2025」のご案内です。 「産業交流展」は、東京都と経済団体が主催する、首都圏の中小企業向けの大規模展示会です。 個性あふれる中小企業などの優れた技術や製品を一堂に展示し、販路拡大、企業間…
リモートセンシングデータからの森林解析技術を開発する「DeepForest Technologies」が2億円調達
2024年6月18日、DeepForest Technologies株式会社は、総額約2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 DeepForest Technologiesは、ドローンなどから…
「Jitera」が3.2億円調達 開発自動化プラットフォーム「Jitera」β版とテクニカルサポートプランを提供開始
2022年11月30日、株式会社Jiteraは、総額約3億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、「Jitera」のβ版と、テクニカルサポートプランの提供を開始したことも併せて発…
解体工事の一括見積もりWebサービスを運営する「クラッソーネ」が資金調達
2023年2月15日、株式会社クラッソーネは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、朝倉祐介氏が代表を務めるアニマルスピリッツ合同会社です。 クラッソーネは、解体工事の一括見積もりWebサ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集