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子育てで利用する場所に特化した地図アプリを運営する「iiba」が1.5億円調達

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2025年4月3日、株式会社iibaは、総額1億5000万円の資金調達を発表しました。

今回の資金調達により、累計調達額は2.3億円を突破しています。

子育てで利用する場所に特化した地図アプリ「iiba」を起点に、大企業を中心とした子育て世帯向けマーケティング事業、自治体への子育てDX事業事業者を対象としたマッププラットフォーム事業、遊び場/お仕事体験のプロデュース事業を展開しています。

「iiba」は、遊び場・飲食店・授乳室・トイレなど、子育てで利用する場所を地図上で発見できるアプリです。自身が良いと思ったスポットの情報をシェアできる機能により、ユーザーで地図を充実させていく仕組みを構築しています。

今回調達した資金は、子育て×AIの事業推進、自治体連携、サービスの認知拡大・利用ユーザーの体験向上に活用します。


近年、飲食店などの地域の店舗を探す際に、スマートフォンの地図アプリを利用するユーザーが増えています。

こうした地図アプリでは、事業者が自ら情報を登録でき、店舗の所在地を地図上に表示するだけでなく、ジャンルや営業時間、取扱商品、キャンペーン情報など、ユーザーにとって有用な情報を発信することが可能です。

さらに、一般のユーザーが口コミを投稿し、店舗情報を充実させることもできるため、地図アプリは店舗選びの大きな手がかりとなっています。

しかし、口コミ情報はあくまでもユーザーの自主的な投稿に依存しているため、情報の網羅性に限界があるという課題があります。

とくに、子連れでの利用に関する情報は不足しがちで、必要な情報を探すのに手間がかかったり、見つけられなかったりするという問題が生じています。

こうした課題に対して、「iiba」は子連れ向けに特化した地図アプリとして登場しました。ユーザーとともに情報を充実させることで、子連れでの外出がより便利で楽しくなるような社会を目指しています。

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カテゴリ 有望企業
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