創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年4月8日【国土交通省】「外国人技術者の採用・定着に向けたハンドブック」を公表

2025年4月4日、国土交通省は、「外国人技術者の採用・定着に向けたハンドブック」を公表しました。
「外国人技術者の採用・定着に向けたハンドブック」は、中堅・中小建設企業の経営者・実務担当者のための外国人建設技術者の採用・定着に向けたハンドブックです。
外国人建設技術者を受け入れる際に企業が行うべき採用準備、受入環境整備、定着に向けた取り組みなどについて解説しているほか、現在外国人建設技術者を受け入れている企業の多様な実例も紹介しています。
巻末には参考資料として、在留資格申請の手続きや、外国人が入国してからの生活支援などの情報、主要送出し国の基礎情報なども掲載しています。
概要
第一章 「外国人建設技術者の受入れに向けて」
自社が外国人建設技術者の受入れに向けた取組を実施できているかのチェックリストを掲載。
第二章 「外国人建設技術者の採用・定着に向けたステップ」
採用計画の策定や募集・選考、雇用手続き、活躍・定着に向けた取組について解説。
第三章 「外国人建設技術者の受入れ・活躍事例」
先行する中堅・中小建設企業における効果的な取組の実例を掲載。
第四章 「参考情報」
外国人の入国から就労開始後の必要情報へアクセスできるQRコードやURLを掲載。
建設業界は深刻な人手不足に陥っています。少子高齢化による労働人口の減少に加え、若年層の建設業離れ、高度な専門知識や技術を持つベテラン人材の引退が進んでいます。
こうしたなかで建設業界のサービスや技術水準を保持したり向上したりするには、優秀な技術者の確保が必要であり、その対象として外国人技術者が注目されています。
厚生労働省の調査によると、日本にいる外国人労働者数は200万人を超え、建設業においても外国人材の受け入れが増加しています。
外国人技術者の採用は、人手不足の解消につながるだけでなく、多様な視点や技術の導入が期待できます。
近年は、特定技能制度の創設により、建設業でより多くの外国人を雇用することが可能となっています。
人材の採用は、企業の成長に直結する重要な業務です。しかし創業期は人材採用のノウハウがなく、さらに大きな投資となることが想定されることから、しっかりと準備をすることが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期における人材採用のノウハウを詳しく解説しています。
また、こちらも無料でお送りしている「資金調達手帳」では、資金調達に関する情報も提供しています。企業の成長にとっては人材も資金もどちらも重要です。最適な施策を打つには、しっかりと情報を入手することが重要です。
カテゴリ | 便利なサービス |
---|---|
関連タグ | 人材 国土交通省 外国人人材 外国人労働費亜 外国人技術者の採用・定着に向けたハンドブック 外国人材 定着 建設企業 建設業界 技術者 採用 |
便利なサービスの創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
アルムナイ特化型SaaS事業展開で注目なのが鈴木仁志さんが2017年に創業した株式会社ハッカズークです。 GDPの低迷、ITの進化による働き方の変化、目まぐるしい経済環境の変化、グローバル化などに伴い…
2021年9月27日、株式会社Draftyは、総額4,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 リモートワーカーのための求人・情報メディア「テレラボ」を運営しています。 リモート枠特化の求人…
2020年12月7日、株式会社ローンディールは、東京大学協創プラットフォーム開発株式会社との事業提携を行うことを発表しました。 ローンディールは、企業間レンタル移籍プラットフォーム「LoanDEAL」…
国土交通省「共同輸配送や帰り荷確保等のためのデータ連携促進支援事業費補助金」のご案内です。 「物流情報標準ガイドライン」を活用して共同輸配送や帰り荷の確保、配車・運行管理の高度化等の物流効率化を図るた…
経済産業省は「国際化促進インターンシップ事業」を実施しています。 日本企業(中堅・中小企業)における外国人学生等のインターン受入れを通じ、日本企業が海外展開等に取り組む体制の強化を促進します。 日本企…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…