注目のスタートアップ

アートブランド「GAAAT」を運営する「Raptors」が2億円調達

company

2025年3月18日、株式会社Raptorsは、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。

今回の資金調達により、累計調達額は約4.7億円となります。

Raptorsは、アートブランド「GAAAT」を運営しています。

デジタル技術とフィジカルアートをかけ合わせて新たな体験価値を創造することを目指すアートブランドです。

国内外のクリエイター、IPコンテンツホルダー、アパレルブランドホルダーなど、さまざまなステークホルダーと協業し、新たなアート体験を創造しています。

デジタルコンテンツをもとに金属製の高品質な2.5Dフィジカルアートを制作・提供する「MCA(Metal Canvas Art)」や、個展・イベントでの販売サポート、クリエイターパートナーシップ事業などを展開しています。

今回調達した資金は、海外におけるアートイベント展開、作品販売チャネルの強化、独自のアート製造技術・ノウハウ・アート体験設計の研究開発などに活用します。


日本のアート市場は、その経済規模に対して小さいとされ、さらなる成長の余地があると期待されています。

近年、アートビジネス分野では「アートテック」と呼ばれる、アートとテクノロジーの融合が注目されています。これは、作品のオンライン化やアート作品を共有するプラットフォームの構築など、テクノロジーを活用した新しい取り組みを指します。

他の多くの市場が成熟し新たな開拓が難しいなか、アートはその独自の魅力と新鮮さによって、人びとに新たな価値を提供する分野として注目されています。その結果、アートを活用した事業展開に取り組む企業が増加しており、今後の市場拡大が期待されています。

このような流れのもと、Raptorsは、デジタル技術とフィジカルアートをかけ合わせ、新たな体験価値を創造するアートブランド「GAAAT」を運営しています。

事業の拡大には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB GAAAT GASHO2.0 MCA NFT Raptors Web3 アーティスト アート クリエイター コミュニティ運営 コラボレーション テクノロジー デジタルコンテンツ ブランド 体験価値 制作 展覧会 支援 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

新規脂質代謝制御剤を開発する「PRD Therapeutics」が13億円調達
2023年10月6日、PRD Therapeutics株式会社は、総額13億円の資金調達を実施したことを発表しました。 PRD Therapeuticsは、脂質代謝異常を引き起こす希少疾患にも有効な新…
店舗集客支援サービス運営の「エフェクチュアル」が2.3億円調達
2020年7月20日、株式会社エフェクチュアルは、総額2億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Googleマイビジネス運用サービスや、MEO対策ツール「On map eye」、Go…
アパレル生産管理SaaS提供の「DeepValley」が請求書買取の「OLTA」と業務提携
2019年12月6日、株式会社DeepValleyは、OLTA株式会社と、業務提携契約を締結したことを発表しました。 DeepValleyは、アパレル生産管理SaaS「AYATORI」を運営しています…
株式会社KOHAKU YUKIMI|ブランド立ち上げ支援サービスの事業展開が注目の企業
ブランド立ち上げ支援サービスの事業展開で注目なのが、YUKIMIさんが2021年5月に創業した株式会社KOHAKUです。 素晴らしいアイデアを形にする技術や実行力を持つ起業家はたくさんいます。 しかし…
社会保険労務士のためのクラウドツール「HRbase PRO」を提供する「Flucle」が1.2億円調達
2022年11月9日、株式会社Flucleは、総額約1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Flucleは、社会保険労務士のためのクラウドツール「HRbase PRO」を提供してい…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集