「中小企業省力化投資補助事業(一般型)」サイトが公開

subsidy

2025年2月28日、「中小企業省力化投資補助事業(一般型)」のサイトが公開されました。

中小企業等の売上拡大や生産性向上を後押しするため、人手不足に悩む中小企業等が、IoT・ロボット等の人手不足解消に効果があるデジタル技術等を活用した設備を導入するための事業費等の経費の一部を補助する補助事業です。中小企業等の付加価値額や生産性向上を図り、賃上げにつなげることを目的としています。

対象者

中小企業者、小規模企業者・小規模事業者、特定事業者の一部、特定非営利活動法人、社会福祉法人。

補助対象

個別現場の設備や事業内容に合わせた設備導入・システム構築。

公募期間

2025年1月30日(木)~2025年3月31日(月)17:00

第1回の申請ポータルでの受付は3月19日(水)10時開始です。

中小企業省力化投資補助金「一般型」の最新情報を解説について、詳しくはこちらの記事を>>
中小企業省力化投資補助金に「一般型」が新設!オーダーメイドの設備・システムを導入可能に

AI・IoT・ロボットなどの先端技術が急速に発展し、ビジネスや社会のあり方を大きく変えつつあります。海外ではこれらの技術を活用し、大きな成果を上げている企業が数多く存在します。

このような状況を踏まえ、経済産業省は、日本企業が2025年までにデジタルトランスフォーメーション(DX)を達成できなければ、年間最大12兆円の経済損失が発生する可能性があると警告しています。

DXとは単なるデジタル化ではなく、AI・IoT・ロボットなどの最先端技術を活用して業務やビジネスモデルを根本から変革し、競争力を強化することを目的としています。

国内では大企業を中心にDXの取り組みが進んでいますが、中小企業ではリソース不足などの課題から導入が遅れているのが現状です。しかし、グローバル化が進むなか、DXの推進が遅れると海外企業との競争力の差が広がる可能性が高く、デジタル化の必要性は一層高まっています。

こうした背景のもと、政府は中小企業のDX推進を支援するため、さまざまな補助金・助成金を用意しています。そのひとつが「中小企業省力化投資補助事業(一般型)」です。

昨年度も「中小企業省力化投資補助金」が実施されましたが、「カタログ注文型」として、補助事業に登録された製品から選んで申請する必要があり、対象が限られていました。

今回新たに開始される「一般型」では、このような制限がなく、より柔軟にシステム整備やデジタル化を進めることが可能となっています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ DX IoT システム デジタルトランスフォーメーション デジタル化 ロボット 中小企業 中小企業庁 中小企業省力化投資補助事業(一般型) 公募 導入 投資 構築 生産性向上 省力化 自動化 補助 補助事業 補助金 設備 高度化
詳細はこちら

中小企業省力化投資補助金(一般型)

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【初心者向け】事業計画書の書き方18ステップ|起業・融資対応テンプレート付
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

令和6年度「コールドチェーンを支える冷凍冷蔵機器の脱フロン・脱炭素化推進事業」補助金
一般社団法人日本冷媒・環境保全機構は、令和6年度「コールドチェーンを支える冷凍冷蔵機器の脱フロン・脱炭素化推進事業」の公募について発表しました。 エネルギー起源二酸化炭素の排出抑制及び温室効果ガスであ…
AIとロボットで有機農業を推進する「トクイテン」が3.7億円調達
2023年10月26日、株式会社トクイテンは、資金調達を実施したことを発表しました。 トクイテンは、AIやロボット技術を活用した有機農業の栽培全体の自動化を進めています。 収穫・液体噴霧・防虫など、ロ…
【中小企業庁】インボイス制度に対応するための各種支援策(チラシ)
中小企業庁は、インボイス制度への対応に取り組む事業者に向け、各種支援策を案内するチラシ(2025年1月時点版)を公開しています。 インボイス制度への対応に関する相談窓口 税理士へのオンライン相談体制を…
情報共有を加速する重症患者管理システム「iBSEN」開発の「CROSS SYNC」が1.5億円調達
2021年3月8日、株式会社CROSS SYNCは、総額約1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 医療現場における経験や専門知識に依存しない情報共有を加速する重症患者管理システム「…
中小・スタートアップ向け広告メディア検索プラットフォーム「BIZPA」を運営する「ビズパ」が1.8億円調達
2022年4月27日、株式会社ビズパは、総額1億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ビズパは、中小企業・スタートアップ向けの広告メディアの検索プラットフォーム「BIZPA(ビズパ)…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集