【農林水産省】令和7年度「農業分野のJ-クレジット創出推進支援事業」公募

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農林水産省は、令和7年度「農業分野のJ-クレジット創出推進支援事業」の公募について発表しました。

食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」(令和3年5月策定)に基づき、農業分野におけるJ-クレジット制度の活用拡大に向け、プロジェクトの登録及びクレジットの認証、これらの円滑化に向けた審査機関の審査能力強化など、総合的かつ包括的にクレジットの創出を支援することとします。

事業内容

(1)プロジェクト登録・クレジット認証支援型

J-クレジット制度における既存の方法論を活用して農業の生産現場で取り組まれる新規プロジェクトの登録やクレジットの認証に当たり、プロジェクト計画書及びモニタリング報告書の作成や審査機関による審査等に係る費用について支援する。

(2)審査能力拡充支援型

J-クレジット制度における審査機関(妥当性確認機関及び検証機関を総称していう。)として、農業分野の方法論に基づくJ-クレジットの審査(妥当性確認及び検証)の実施を検討している者に対して、ISO14064-2:2019に対応する ISO14065:2020 認定や認定分野・カテゴリの拡充に向けた人材育成のための研修費用等について支援する。

公募期間

2025年2月14日(金)~2025年3月3日(月)


J-クレジット制度とは、省エネルギー設備の導入や再生可能エネルギーの利用によるCO2などの排出削減量や、適切な森林管理によるCO2吸収量をクレジットとして国が認証する制度です。

創出されたクレジットは、経団連カーボンニュートラル行動計画の目標達成やカーボン・オフセットなどさまざまに活用できます。

SDGsによってさまざまな主体が環境対策に取り組む必要が高まっているなかで、こうしたクレジット制度は、直接的な環境対策が難しい領域における環境対策と、保全活動などへの資金循環を生む仕組みとして重要です。

今回の「農業分野のJ-クレジット創出推進支援事業」は、農業分野においてさらにJ-クレジット制度の創出を促すことを目的としています。

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カテゴリ 公募
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令和7年度農業分野のJ-クレジット創出推進支援事業の公募について

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