【中小企業庁】インボイス制度に対応するための各種支援策(チラシ)

tips

中小企業庁は、インボイス制度への対応に取り組む事業者に向け、各種支援策を案内するチラシ(2025年1月時点版)を公開しています。

インボイス制度への対応に関する相談窓口

税理士へのオンライン相談体制を構築しています。

また、商工会・商工会議所、よろず支援拠点などによる経営相談対応・専門家派遣・講習会の開催などを実施しています。

IT導入補助金

「デジタル化による事務負担軽減」

インボイス対応類型では、会計・受発注・決済ソフトに加え、PC・タブレット・レジ・券売機等のハードウェア導入費用を支援しています。

また、電子取引類型では、発注者(大企業を含む)が受発注ソフトを導入し、受注者である中小企業等に無償で利用させる場合の導入費用を支援しています。


2023年10月からインボイス制度(適格請求書等保存方式)が開始されました。この制度は、売手が買手に対して正確な適用税率や消費税額を伝えることを目的としています。2019年10月に消費税が複数税率となったことで経理業務が煩雑化し、それに伴うミスや不正を防ぐために導入されました。

インボイス制度において、適格請求書は消費税の申告義務がない免税事業者は発行できません。そのため、取引先から適格請求書の発行を求められた場合、免税事業者は適格請求書発行事業者として登録し、課税事業者となる必要があります。この制度の導入により、経理業務がこれまで以上に複雑化し、業務負担の増加という課題が生じています。

そのため、政府は各種補助金・助成金や相談窓口の設置などにより、事業者がインボイス制度に対応するための支援を行っています。

インボイス対応に苦戦している、あるいはより負担を軽減したいという事業者はこれらの制度を活用するのが良いでしょう。

インボイス制度の導入により会計処理が複雑になりました。そのためインボイス制度に対応した会計ソフトを導入し、効率化を図ることが重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、おすすめの会計ソフトや、導入方法について詳しく解説しています。

また、システム整備などデジタル化を進めたり、効率的なバックオフィス体制を整備したりするには資金調達も必要となるかもしれません。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ インボイス チラシ 中小企業庁 支援策 経済産業省
詳細はこちら

インボイス制度への対応に取り組む皆様へ各種支援策のご案内(PDF)

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業の仕方サムネイル
起業の仕方を大解剖!初めての素人でも失敗しない起業の6つのステップと手順とは?
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「IT導入補助金2024」通常枠・インボイス枠(インボイス対応類型)・インボイス枠(電子取引類型)・セキュリティ対策推進枠
「IT導入補助金2024」における最新締切のご案内です。 さまざまな経営課題を解決するためのITツール導入を支援するための補助金です。 下記5つの枠の中で、目的に合致するものに申請が可能です。 通常枠…
中小企業生産性革命推進事業「事業承継・引継ぎ補助金」9次公募
2024年3月18日、中小企業庁は、中小企業生産性革命推進事業「事業承継・引継ぎ補助金」(9次公募)の公募要領を公表したことを発表しました。 事業承継・引継ぎ補助金は、事業再編、事業統合を含む事業承継…
「IT導入補助金2024」「インボイス枠(インボイス対応類型):6次締切」補助事業者が採択
中小企業庁は、「IT導入補助金2024」「インボイス枠(インボイス対応類型):6次締切」の補助事業者を採択したことを発表しました。 採択結果 公募期間:2024年6月3日(月)まで 申請数:2,196…
「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業費補助金」「省エネルギー投資促進支援事業費補助金」
経済産業省は、省エネルギー投資促進に向けた支援補助金を実施しています。 事業者の更なる省エネ設備への入替を促進するため、「先進設備・システム」、「オーダーメイド型設備」の導入を支援します。また、汎用的…
「先端設備等導入制度による支援」中小企業が先端設備を導入する際の税制支援・金融支援
中小企業庁は「先端設備等導入制度による支援」を行っています。 労働生産性向上や賃上げ促進のために、中小企業者が先端設備を導入する取り組みに対して、税制支援や金融支援を行っています。 「先端設備等導入計…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集