【農林水産省】令和6年度「麦類供給円滑化推進事業」(令和6年度第1次補正予算)

subsidy

農林水産省は、令和6年度「麦類供給円滑化推進事業」(令和6年度第1次補正予算)の公募について発表しました。

麦(小麦、大麦、はだか麦)の安定供給体制を構築し、供給を円滑化するための産地や実需者等による余剰在庫の保管等に要する経費を支援します。

事業内容

(1)生産者団体等による麦の供給円滑化のための取組

事業実施主体は、麦の供給円滑化を図るため、契約超過麦の数量を上限として、保有する契約超過麦の在庫について、次に掲げる事業を行うものとします。なお、事業実施主体が全国団体の場合は、ウに係る経費について、複数の都道府県分をまとめて申請することができます。
ア 保有する契約超過麦が保管されていることの確認
イ 当該契約超過麦の入出庫の確認
ウ 当該契約超過麦に係る保管等に要した経費の算定・申請

(2)実需者等による麦の供給円滑化・産地収容力確保のための取組

事業実施主体は、麦の供給円滑化・産地収容力確保を図るため、契約超過麦及び産地滞留麦の購入数量を上限として、次に掲げる事業を行うものとします。なお、事業実施主体が全国団体の場合は、ウに係る経費について複数の都道府県分をまとめて申請することができます。
ア 保有する契約超過麦及び産地滞留麦が保管されていることの確認
イ 当該契約超過麦及び産地滞留麦の入出庫の確認
ウ 当該契約超過麦及び産地滞留麦に係る保管等に要した経費の算定・申請

公募期間

2025年1月16日(木)~2025年1月29日(水)17:00


麦は日本の食文化に欠かせない原材料であり、パンや麺、菓子、味噌、主食用の麦飯など、幅広い食品に活用されています。しかし、国内の麦の需要の約8割を輸入に依存している現状では、食料自給率の向上が大きな課題となっています。そのため、国内での麦の生産量を増やす取り組みが重要視されています。

2000年に国内産小麦の民間流通が始まった当初は、需要を上回る供給過剰が課題となっていましたが、2016年以降は需要が供給を超える状況が続いています。この変化により、国内産麦の需要に応じた生産体制や流通の仕組みを整える必要性が高まっています。

「麦類供給円滑化事業」は、こうした国内産麦の安定供給を支援するための取り組みを行っています。この事業では、生産者団体などが麦の供給を円滑に行えるよう、さまざまな経費を補助しています。具体的には、倉庫での保管料や産地から倉庫までの運搬費、荷役料、くん蒸費などを対象とし、生産者が安心して麦の供給に取り組める環境を整備しています。これにより、国内の麦生産の持続的な発展を支えることを目指しています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

さらには、ブルーベリーファームおかざきとコラボして制作した、農業での起業について解説する冊子「ブルーベリー観光農園始め方ガイド」を無料でお送りしています。このガイドブックでは、ブルーベリー農園立ち上げのリアルな実体験や、事業計画の作り方、経営手法などを解説しています。



カテゴリ 公募
関連タグ はだか麦 令和6年度 助成金 大麦 小麦 補助金 農林水産省 麦類供給円滑化推進事業
詳細はこちら

令和6年度麦類供給円滑化推進事業(令和6年度第1次補正予算)に係る公募について

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「人材開発支援助成金(障害者職業能力開発コース)」
「人材開発支援助成金(障害者職業能力開発コース)」が募集中です。 障害者の職業に必要な能力を開発、向上させるため、一定の教育訓練を継続的に実施する施設の設置・運営を行う事業主又は事業主団体に対する助成…
【東京】「中小企業等による感染症対策助成事業」 2022年4月からリニューアル
東京都中小企業振興公社は、令和4年「中小企業等による感染症対策助成事業」について発表しました。 中小企業が感染防止対策として各業界団体の感染症防止ガイドライン等に沿った取組みを行う場合に助成金を交付し…
「国際ルール形成・市場創造型標準化推進事業費補助金」補助事業者(事業執行団体)の公募
経済産業省は、令和6年度「国際ルール形成・市場創造型標準化推進事業費補助金」に係る補助事業者(事業執行団体)の公募について発表しました。 民間事業者等(民間事業者が民間業界団体等の場合は、当該業界団体…
【農林水産省】令和6年度「大豆供給円滑化推進事業」公募
農林水産省は、令和6年度「大豆供給円滑化推進事業」の公募について発表しました。 国際的な穀物の供給懸念から食料安全保障の重要性が高まる中、大豆については、食料自給率向上の観点から、需要を捉えた生産拡大…
【農林水産省】令和7年度「農山漁村振興交付金(情報通信環境整備対策(計画策定事業のうち計画策定促進事業))」公募
農林水産省は、令和7年度「農山漁村振興交付金(情報通信環境整備対策(計画策定事業のうち計画策定促進事業))」の公募について発表しました。 情報通信環境整備の必要性を踏まえ、農業農村インフラの管理の省力…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集