注目のスタートアップ

猫の痛み検知AI「CatsMe」を開発・提供する「Carelogy」が7000万円調達

company

2025年1月10日、株式会社Carelogyは、総額7000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

Carelogyは、猫の痛み検知AIアプリ「CatsMe(キャッツミー)」を開発・提供しています。

猫の顔画像をアップロードすることで、95%以上の精度で猫の痛みを判定するAIです。

判定結果や判定画像は、体調・排尿などの記録と共に保存することが可能です。

さらなるUX向上・機能拡張のため、2025年1月中にiOS/Androidアプリの全世界リリースを予定しています。

今後、動物病院との連携機能搭載や猫関連企業との事業提携などを進め、猫の総合飼育支援サービスへと進化させていく計画です。


国内ではペットの飼育頭数が減少傾向にある一方で、ペット市場は微増傾向にあります。この市場拡大の背景には、ペットが家族の一員として認識される「ペットの家族化」があり、それに伴いヘルスケア関連サービスや動物病院への支出が増加していることが挙げられます。

今後もペットの家族化が進展し、ペットの健康を重視したサービスへの需要がさらに高まることが予想されます。こうした中、Carelogyは猫の痛みを表情から分析するAIアプリを開発し、新たなソリューションを提供しています。

猫や犬といったペットは言葉を話せないため、体調の不調を直接伝えることができません。このため、飼い主が日々の行動や様子から体調の変化を見極めることが求められます。しかし猫は痛みを隠す性質があり、細心の注意を払う飼い主でも変化を見逃す可能性があります。

CarelogyのAIアプリは、このような課題を解決するためのツールとして期待されています。ペットの健康状態をより正確に把握することで、早期に適切なケアを行うサポートを提供しています。

事業の拡大には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、クラウドファンディングを成功させる方法などを紹介しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AI Carelogy CatsMe! Web キャッツミー サービス ペイン ペット ヘルスケア 体調 健康 健康管理 写真 分析 動物 株式会社 痛み 表情 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
【2025年版】補助金・助成金を活用しよう!起業・創業・開業に役立つ15選の制度
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

低コストの二酸化炭素分離膜を開発する「OOYOO」が4.3億円調達
2024年10月18日、株式会社OOYOOは、総額4億3000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 OOYOOは、独自の分離膜技術を搭載した省エネルギーかつコンパクトなCO2回収システムを開発…
AIによる配達ルート最適化サービス提供の「オプティマインド」が10.13億円調達
2019年10月24日、株式会社オプティマインドは、総額約10億1,300万円の資金調達を実施したことを発表しました。 AIを活用し、ラスト・ワン・マイルの配送ルートを短時間で計算するクラウド・サービ…
AKB48運営の「AKS」が「B Dash Ventures」が出資
株式会社AKSが、B Dash Ventures株式会社から出資を受けました。 出資規模は非公開ですが、10億円未満とみられています。 AKSは、AKB48などのアイドル・グループを運営しています。 …
次世代型ブロックチェーン技術「Grid Ledger System(GLS)」を開発する「アーリーワークス」が1億円調達
2020年7月31日、株式会社アーリーワークスは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 次世代型ブロックチェーン「Grid Ledger System(GLS)」を開発・展開しています…
AI与信審査技術やFintechサービスの開発・提供を行う「H.I.F.」が「エアトリ」と資本業務提携
2023年6月9日、H.I.F.株式会社は、株式会社エアトリと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 H.I.F.は、AI与信審査技術の開発・提供や、法人版後払い(保証付)サービス「Fimp…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集