注目のスタートアップ

ノーコードのデータ分析ツール「Morph」などを提供する「Queue」が資金調達

company

2024年12月16日、株式会社Queueは、資金調達を実施したことを発表しました。

引受先は、米国のBasisTechです。

今回の資金調達により、累計調達額は1.7億円となりました。

Queueは、ノーコードのデータ分析ツール「Morph」や、チームマネジメントツール「remonade」、世界30か国以上のスタートアップ企業情報を日本語で配信する会員方データベース「SUNRYSE」の提供、開発・コンサルテーション事業を展開しています。

「Morph」は、AI機能を搭載したノーコードのデータ分析ツールです。直感的なUIからプロンプトを用いて誰でも簡単にデータ分析できるツールです。分散しているデータを集約し、統合、分析、可視化することが可能です。

Excel、Salesforce、RDBなど、ビジネス現場で広く用いられているデータソースに対応しています。

今回の資金は、グローバルでのソフトウェア開発者コミュニティに対するマーケティングや、開発の強化、米国展開の加速などに充当します。


さまざまな分野でDX(デジタルトランスフォーメーション)が進展しています。

DXとは、テクノロジーやデータの活用を通じて、企業や組織、ビジネスモデルを根本的に変革し、競争優位性を確立する取り組みです。

AIや、IoT、ロボットといった先端技術の急速な発展により、これらを導入して業績を伸ばす企業が増加しています。テクノロジーのさらなる発展が予想される中で、企業はこれらを積極的に活用し成長を目指さなければ、競争から取り残されるリスクが高まります。

こうした状況を受けて、さまざまな企業で業務効率化や省人化、自動化を目的にデジタル化が推進されていますが、多くの企業ではデータ活用まで手が回らないというのが実情です。

データ活用が進まない要因として、データサイエンティストなど専門人材の不足や、データ活用のためのシステム基盤の未整備が挙げられます。このような課題に対応することが、DXをさらに加速させるための重要な鍵となっています。

この課題に対処するため、Queueは、高度なデータ活用をノーコードで実現する「Morph」を提供しています。

AI技術の発展により、ビッグデータの活用が進んでいます。またデータ分析の効果を最大化させるには、データ活用を前提とした業務環境を整えることも重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらも参考にしてください。

また、資金調達に関するノウハウについては、「資金調達手帳」で提供してます。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB DX Morph Queue SUNRYSE. データ分析 データ活用 デジタルトランスフォーメーション ノーコード 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【東京】「第4回 躍進的な事業推進のための設備投資支援事業」助成金
公益財団法人東京都中小企業振興公社は、「第4回 躍進的な事業推進のための設備投資支援事業」について発表しました。 この事業は、変化・変革に正面から向き合い、先端技術を活用して持続的発展を目指す中小企業…
ものづくり特化のオンライン・ショップ「CRAFT STORE」運営の「ニューワールド」が資金調達
2020年5月7日、ニューワールド株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、クラウドファンディング・プラットフォーム「Makuake(マクアケ)」を運営する株式会社マクアケと、山口…
再生医療事業・細胞培養事業を展開する「ルミライズ」が資金調達
2023年7月21日、株式会社REVOLUTIONは、株式会社ルミライズが実施する第三者割当増資を引き受けることを決定したことを発表しました。 ルミライズは、再生医療事業や、細胞培養事業を手がけていま…
成長企業向け法人カード提供の「UPSIDER」が資金調達
2022年7月13日、株式会社UPSIDERは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、みずほキャピタルと、SMBCベンチャーキャピタルです。既存株主である三菱UFJキャピタルとあわせ、国内…
健康管理用スマートリング「SOXAI RING」を開発・提供する「SOXAI」が8.8億円調達
2024年6月21日、株式会社SOXAIは、総額8億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 SOXAIは、健康管理用スマートリング「SOXAI RING」を開発・提供しています。 さま…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集