創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年12月17日【水産庁】令和6年度「漁業担い手確保緊急支援事業」

水産庁は、令和6年度「漁業担い手確保緊急支援事業」の公募について発表しました。
就職氷河期世代(現在、30代半ばから40代半ばに至っている、雇用環境が厳しい時期に就職活動を行った世代)を含む新規就業者の確保と定着を促進するため、通信教育等を通じたリカレント教育の受講を支援するほか、漁業への就業前の者に対する資金の交付、漁業の就業相談会の開催、インターンシップの受入支援、漁業現場での長期研修の実施等を支援することで、漁業の将来を担う人材を育成することを目的とします。
事業概要
漁業の将来を担う就職氷河期世代を含む新規就業者の確保と定着を促進するため、下記の事業の総合的な実施及び調整を行うとともに、下記の事業を実施する者に対し、助成を行います。
(1)漁業リカレント教育支援事業
(2)漁業就業支援事業
ア 漁業就業促進情報提供事業
イ 次世代人材投資(準備型)事業
ウ 長期研修支援事業
2024年12月16日(月)~2025年1月10日(金)
日本は四方を海に囲まれた島国です。昔から豊富な水産資源を活用しており、食料としては長らく主要な立場にありました。
近年は食の西洋化によって肉類の消費量が魚類を上回っていますが、2018年度において1人あたりの年間の肉消費量は33.5kgであるのに対し、魚介類消費量は23.9kgとそこまで水をあけられているわけではなく、未だ重要な食料であるといえます。
しかしながら、漁業においては漁業就業者の減少や高齢化が進み、事業の持続可能性に課題が生じています。今後も持続的に発展させるには、新規就業者を安定的に確保する必要があります。
このような背景のもと、水産庁は新規就業者の確保・定着を促進するため、「漁業担い手確保緊急支援事業」による支援を行っています。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 公募 |
---|---|
関連タグ | 令和6年度 助成金 担い手 水産 水産庁 漁業 漁業担い手確保緊急支援事業 確保 緊急支援 補助金 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
「小規模事業者持続化補助金<一般型 通常枠>」第18回公募の公募要領(第3版)が公開されました。 小規模事業者および一定要件を満たす特定非営利活動法人(小規模事業者等)が今後複数年にわたり相次いで直面…
農林水産省は、「国内肥料資源利用拡大対策事業のうち国内肥料資源活用総合支援事業」(令和5年度補正予算(第1号))の第3次公募について発表しました。 作物生産において必要不可欠な農業資材の一つである肥料…
「就農準備資金・経営開始資金(農業次世代人材投資資金)」のご案内です。 農業への人材の一層の呼び込みと定着を図るため、経営発展のための機械・施設等の導入を地方と連携して親元就農も含めて支援するとともに…
農林水産省は、令和6年度「強い農業づくり総合支援交付金(先駆的モデル支援タイプ)」の1回目公募について発表しました。 地域農業者の減少や天候不順の多発等を克服しながら国産品への需要を満たす生産・供給主…
若手・女性リーダー応援プログラム助成事業 対象者 「女性」 ・創業予定者あるいは個人事業主 「男性」 ・年度末時点で39歳以下の創業予定者あるいは個人事業主 申請区分 ・開業 助成額 ・上限844万円…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…