注目のスタートアップ

キャンセル料金のデジタル請求サービス「請求できるくん」を提供する「AccordX」(旧社名:cookpy)が資金調達

company

2024年11月27日、株式会社AccordXは、資金調達を実施したことを発表しました。

また、社名を株式会社cookpyから株式会社AccordXへと変更したことも発表しています。

AccordXは、キャンセル料金のデジタル請求サービス「請求できるくん」を提供しています。

飲食店が実施している少額債権の請求・督促・回収を自動化するサービスです。

キャンセル料金の請求書作成を30秒で行い、送信後の催促、徴収、入金時の消し込み、領収書発行などの回収手続きをすべて自動化します。

また、クーポン発行によって顧客のキャンセル料支払い意欲と再来店を促進する機能も備えています。

今後、少額債権にフォーカスした債権回収プラットフォームの開発を行います。

今回の資金は、積極的な人材採用、システムの高度化、データベースの充実などに充当します。


レストランや宿泊施設など、予約ベースでサービスを提供する事業では、顧客からの予約キャンセルに伴う対応が重要な課題です。

事業者が定めるキャンセルポリシーでは、予約の取り消しが発生した場合に、予約日までの期間に応じてキャンセル料を請求することが一般的です。

しかし、キャンセル料の請求業務にはいくつかの課題があります。顧客ごとに電話や、メール、郵送といった複数の連絡手段を使い分ける必要があり、業務負担が大きくなりがちです。また、請求がトラブルに発展することもあり、スタッフの精神的負担が増す要因にもなります。

請求業務を効率化するための手段として、予約時のクレジットカード事前決済があります。これにより、キャンセル時に自動でキャンセル料を徴収でき、業務負担を大幅に軽減できます。しかし、クレジットカードを利用できない顧客を取りこぼすリスクがあり、顧客層を狭めてしまう懸念もあります。

こうした中で、AccordXは、キャンセル料の請求から回収を自動化する「請求できるくん」を提供しています。

シリーズ累計250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の飲食に特化した別冊「飲食開業手帳」では、出店に関するノウハウや、資金繰りの改善方法、スタッフの採用・教育など、飲食店の開業に必要なノウハウを提供しています。

また、ビジネスの成長には資金調達や提携も重要です。「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ AccordX BtoB cookpy キャンセル キャンセルポリシー キャンセル料 レストラン 債権 債権回収 効率化 回収 支払い 株式会社 督促 自動 自動化 請求 請求書作成 請求業務 資金調達 領収書 飲食店
飲食開業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」の設立方法完全ガイド|流れ・費用・必要書類など解説
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「ニューステクノロジー」と「Spready」が共同でtoB向け成果報酬型商談獲得サービス「SUSUMERU」をリリース
2020年5月21日、株式会社ニューステクノロジーと、Spready株式会社は、「SUSUMERU」の提供を共同で開始したことを発表しました。 「SUSUMERU」は、toB向け成果報酬型商談獲得サー…
「アイドマ・ホールディングス」とLINEを活用したフルファネルマーケティングを支援する「DOTZ」が資本業務提携
2022年10月14日、株式会社アイドマ・ホールディングスは、DOTZ株式会社と、資本業務提携することを決定したことを発表しました。 DOTZは、LINE公式アカウントを活用したフルファネルマーケティ…
ヘリコプター遊覧・タクシーサービス「ARIAir」を展開する「アリラ」が資金調達
株式会社アリラは、2023年4月28日付けで資金調達を実施し、当初の1000万円から3600万円に増資したことを発表しました。 アリラは、ヘリコプターの遊覧・タクシーサービス「ARIAir(アリエア)…
「省力化投資補助金(一般型)」第1回公募の補助金交付候補者を採択
2025年6月16日、中小企業庁は、「省力化投資補助金(一般型)」第1回公募の補助金交付候補者を採択しました。 「省力化投資補助金(一般型)」は、業務プロセスの自動化・高度化やロボット生産プロセスの改…
スタートアップの資金調達や投資家の管理業務を効率化するプラットフォームを提供する「スマートラウンド」が資金調達
2025年4月3日、株式会社スマートラウンドは、資金調達を発表しました。 引受先は、あおぞら企業投資株式会社が運営するベンチャーデットファンド(あおぞらHYBRID3号投資事業有限責任組合)です。 ス…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集