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バーチャル英会話サービスアプリを提供する「fondi」が資金調達

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2024年11月12日、株式会社fondiは、資金調達を実施したことを発表しました。

今回の資金調達により、累計調達額は約4.2億円となります。

fondiは、バーチャル英会話サービスアプリ「fondi」を開発・提供しています。

スマートフォンひとつで英会話の実践機会を提供するアプリです。

3Dアバターを介してコミュニーションするため、顔出しする必要がなく、プライバシーが守られるほか、英語を間違える気恥ずかしさからも解放されます。

また、企業や大学との提携により、英会話学習の効果を高めるための業務提携や実証実験を行っています。

今回の資金は、採用強化や、生成AIなどのテクノロジーへの投資に充当します。


英語は事実上の国際共通語であり、日本でもビジネスやコミュニケーションの手段として多くの人が学習を進めています。しかし、英語と日本語の文法や発音が大きく異なるため、日本語話者にとって英語の習得は難しいとされています。

スマートフォンやインターネットの普及により、手軽に利用できる学習コンテンツが増え、英語学習の敷居は下がってきましたが、やはり英語の聞き取りや会話といった実践的な学習が上達の近道だとされています。こうした背景から、リアルな学習環境の需要が高まっています。

実践的な英会話を実施する場合においても、オンラインサービスは大きな力を発揮します。たとえば、ビデオ通話サービスは、英会話学習において広く取り入れられています。

こうした中で、fondiは、バーチャル空間と3Dアバターを活用した英会話サービス「fondi」を提供しています。

メタバースなどのバーチャル空間は、自由に動き回ることができ、同時にアクセスしているユーザーと気軽にコミュニケーションできるという特徴を有しています。

ビデオ通話では互いに顔が見える環境でコミュニケーションを行うため、これを気恥ずかしいと感じるユーザーも多く存在します。「fondi」の仕組みは、英会話の敷居を大きく下げ、より多くの人に実践的な英会話の場を提供するものとして、さらなる成長が期待されます。

ビジネスを成長させるには戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、クラウドファンディングを成功させる方法など、資金調達に関する情報を掲載しています。

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